2009-07-10 簡単な表現は即座に取り出せるように

朝の「カフェ勉」で参考書「聴読中国語」の和訳を中国語に復元しています。
第八課あたりまで到達しました。

この本の前書きにあるように、和文は故意に直訳調になっています。そのため、頭からどんどん中国語にしていくとだいたいうまくいきますね。

この練習をしていて感じますが、「初級漢語口語」・「中級漢語口語」(北京大学出版社)で練習したことがとても役立ちます。

私はおそらく
1.日本語を読む
2.情景の再現
3.中国語で描写
という段階を追って中国語を書いているはずですが、3の段階で自然な表現がするすると出てきます。口語教材の登場人物大卫や玛丽が頭の中で話し出す感じです。

簡単なことは簡単にできるようにしておきたいと思って学習していますが、その成果はこのように現れるのかもしれません。

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2009-07-09 中国語 試験受験の予定

試験もたまには身が引き締まっていい経験ですね。
試験時間中に目を休めるため周囲を見ると、みんなひたむきに問題に取り組んでいます。私もがんばらないと、と思います。

長いつきあいの英語、20+α年の間に散発的に受けた試験は...
・TOEIC 4回(830, 970, 955, 960)・・・体力測定
・実用英語検定 1回(一級合格)・・・話の種に
・TOEFL 1回(紙ベース試験 597)・・・話の種に

休日を半日~1日使い、受験料や写真代・交通費を払うのですから、回数はこんなもんでいいかなーと思います。

中国語では5年の間に...
・HSK基礎 1回(3級)・・・学習方針の確認
・TECC 1回(688)・・・学習方針の確認

今年は秋にHSK初中等を受験の予定です。

受験にあたっては、××点を取ろう・○○級をめざそうということではなく、
「この試験だと、どのくらい(の点数)かな?」
ということを考えています。

ですから、準備は出題形式に慣れておくことが主ですね。英語も中国語もいちばん薄い過去問題集を1冊買ってきて、1回分だけ時間を計って解答するだけでした。最後に受けたTOEICでは出題形式が変わっていてちょっとあわててしまい、油断はできないと思いましたけど...。

仕事柄英語ではいろいろな国の人と話をしますけど、お互い相手がどれだけ英語に不自由しないかはすぐにわかります(というか、自分でわかっちゃいますよね)。試験の点数は不要です。そんな経験から、中国語でも点数や級が必要にならない限りはときどき「体力測定」としての受験になるかと思います。

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2009-07-08 HSK会場変更

HSK日本事務局から郵便で連絡がありました。

2009年秋季初中等試験の東京会場の手当てがつかず、
・実施日
・試験会場
に変更があるとのことです。

ウェブサイトにも告知がありますね。

まあ、早いうちですからよかったよかった。

あと、2009年9月をもって基礎試験はなくなるそうです。HSKには留学が可能かを測る試験という一面がありますから、資源集中という意味で妥当な判断かなと思います。

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2009-07-06 HSK申し込みました

忘れないうちに秋のHSK初中等試験の申し込みをしておきました。これから暑い夏が来て、涼しくなって、それから試験ですけど...。

学習にはふさわしい秋(とき)があると思います。

外国語の習得には地道な学習が必要ですが、どこかで一気にまとめて実力を高める時期があるように思います。弱火だけでは調理できない部分があって、強火を使って火を通す必要があるかのようです。


自動車レースの予選に似ているようにも思います。

レースでは、予選で一周のタイムが良い走者から本戦の上位スタート位置(スターティンググリッド)を手に入れていきます。自己ベストのタイムを叩き出すため、自分の気迫、自動車の状態、そしてなによりもコースの状態が最高のときに勝負に出ます(タイムアタック)。

「よし、この一周で決める!」
と決意するのは、路面の状態が良く、遅い車に前をふさがれないとき。寿命の短いレース用タイヤが十分グリップ(路面への食いつき)を発揮しているとき。

私たちが中国語(でも何でも)を学習するのも、これに似てはいませんでしょうか。自分が健康で、家族の支援があって、転職や転勤も迫っていなくて、毎日深夜残業ということもなくて、引っ越しの予定もなくて、....というときに全力の「タイムアタック」をかけるとベストタイムが出るのでしょう。

そして、そんな「クリアラップ」(ベストの一周)の機会はなかなかないんですね。人生では何かが一つ片付くと必ず次のことが起こりますし、いくつかまとまって起こることも珍しくありません。

それだけに、「クリアラップ」をいつも意識して、「これだ」・「いけるかもしれない」と思ったら猛ダッシュする必要があると思います。明日かもしれませんし、数年後かもしれません。もう来ないかもしれません。

もちろん完全なクリアラップは難しいですね。一つ二つ問題があるはずです。小さな問題はあまり気にしないことも大切かもしれません。

今年はいまのところ大きな事件がありません。もちろん先のことはわからず、途中でタイヤが外れてしまったり、路面にオイルが流れ出たり穴があいたりしているかもしれませんが、とにかく中国語のクリアラップを狙ってみようと思います。

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2009-06-30 TECC結果が届きました

TECC 第21回検定(2009年6月7日実施)の結果が届きました。
総合 688 (リスニング 358、リーディング 330)でした。

TECCは初回受験、中国語の試験はこれで2回目です(はじめての試験は昨年のHSK基礎)。

根拠もなく想像していた点数は 550 なので、ちょっとうれしいですね。

認定証の裏面に点数の区分が示してあります。

A 900 - 1000 中国語の専門家はこのレベル!
B 700 - 899 海外で活躍したい人はこのレベル!
C 550 - 699 仕事で使えるレベル!
D 400 - 549 簡単な日常会話レベル!
E 250 - 399  挨拶レベルから卒業できる!
F 0 - 249 ステップアップの第一歩!

今回受験者の特徴は会社員が 51% だったことだそうです。平均点数は 536。

TOEIC の点数通知と異なるのは、受験者数を発表していないことですね。さてはしたくてもできなかったな...。

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2009-06-28 中国語文法 目的語

2009年6月27日の自主トレで扱ったHSK問題に
我提醒过他好几次,可他还是忘了。
がありました。

設問は「好几次」を文中の正しい位置に置けというものです。

郭 春貴「誤用から学ぶ中国語」の記事を思い出しました。

...(略)もう一つの目的語、つまり時間量詞がある時には、動作に直接関わる目的語を動詞のすぐ後に置くと誤りになってしまいます。(P.95)

おなじみの
昨天我看了一个小时电视。
我每天睡八个小时觉。
というやつですね。

中国語では時間量詞を目的語と呼んでしまうのが新鮮です。

それでは、冒頭に示したHSK問題ではなぜ「提醒过他」と言ってから「好几次」と言えるのか...。

同書 P.97 にありました!

一方、目的語が物ではなく、人(人称名詞も人称代名詞も)と場所の場合、時間量詞は普通その目的語の後に置きます。例えば、
(11)僕は王君を30分待った。
我等了小王三十分钟了。
...(略)
(15)彼女は中国に行って何年になりますか。
她去中国几年了?

物か人/場所かで違うのですね。

中国語に多く接していると
「そういえば、そうか」
と思うのでしょうけど、どんな必然性が潜んでいるのか...。

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2009-06-25 快速度

録音教材の再生速度を変えても言語運用能力の習得にはあまり役立たないのではないかと思っています。

・速くてわからないものは、遅くしてもわからないことが多い。音が省略されたり「鳴りきっていない」ので、「不明瞭な遅い中国語」ができあがるだけです(聞き取れない場合には間合いを少し長くとると楽になると思います)。

・入門用の遅い教材を速くすると、上記の逆でこれまた不自然な中国語になります。スーパーロボットが読んだみたいに、速いのにやたらと正確。まねできません。

最近使っている「聴読中国語」の附属DVDは優秀です。本文を
1.HSK初・中等の試験問題程度の速度
2.その4割増しくらいの速度(300字/分)
とで録音していて、それぞれ実際にその速度で読んだものを録音しています。

これはすばらしいと思います。

速くなると音や間合いがどう変化するかがわかりますし、なにより聞いていて自然で楽です。

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2009-06-24 私にとっての音読

最近は shrimp さん主宰の「自主トレ」の準備で音読もしています。

音読の利点はいろいろあるのでしょうけど、私が感じるのは以下のようなことでしょうか。
・飛ばし読みができない
・いいかげんに読めない
・意味がわからないと自然に読めない
・発音の練習も兼ねる
・身体を使うので漢字や語法の印象が残る
・会話の練習になる
・楽に声を出す練習(いろいろと試す)ができる

私が目標にしているのは、
「文章が要求する読み方で読む」
ということ。ピアノの演奏でいうなら、音符の玉一つ一つを追いかけるのではなくて、曲の流れを意識して弾くという感じでしょうか。きちんと読めていれば、聞いている人の頭の中にちゃんと文章が再構築され、文章が表す考えや場面が浮かんでくるはずです。

聞いていてなんとなく落ち着かなかったり苦しげに聞こえてしまうときには、おそらく読み手にとっても考えや場面が「見えていない」のではないでしょうか。

せっかく練習するのですから、「○○回読んだ!」よりは、どれだけ文意に沿った読み方ができるかを大切にして練習しようと思います。

強弱・間合い・声色の変化といった外面的な効果を極力排した後に残る「蒸留水」みたいな表現をいつかはしてみたいですね。

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2009-06-22 生詞

大学受験のときに「試験に出る英単語」や「試験に出る英熟語」にだいぶお世話になりました(歳がばれますね)。

それ以来、単語はもっぱら必要な読書から拾ってくるようになり、単語集は使いませんでした。この方法だと身に付ける単語に偏りが出ますけど、習得に義務感や苦痛が伴わないので結果として良かったように思います。


そして今学習する中国語。北京大学や北京語言大学が制作する教材は、「課文」を中心にした伝統的なものが多いですね。これは私には合っていると感じました。発音・語彙・語法・着想などを切り離さずに総合的に身に付けていくのは合理的だと思います。

以前なら「語彙習得」という看板を見たらあまり気に掛けなかったはずですが、最近縁あって「聴読中国語」を使うようになりました。この教材では自然な文章を使って語彙を増やしていけるのが好ましいですね。この教材を使うと、日常の簡単なことを述べるのにも、まだまだ知らない語がたくさんあるなあと感じます。新出語を辞書で確かめて文中での使い方を練習する楽しみを久しぶりに味わっています。

昨日言えなかったことが、今日は言える。
この楽しみは、なにごとにも替え難い。

ご紹介いただいた chstd さん・ shrimp さん、ありがとうございます。

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2009-06-21 声調は大げさが吉

教科書どおりの四声だと大げさで不自然という話もありますが、日本人学習者の 90+% は中国語を話すときの音程の幅(上下)が足りないんじゃないかなと思います。意識しているときはまだいいのですが、油断するとどんどん平板になってしまいます。文の始まりが三声のときに十分低くないとか、二声が上昇しないとか、四声の開始が高くないなど、母語の影響は大きいですね。中国のテレビドラマでくだけた調子で話している場面でも、声調は実にしっかりしています(まあ、全国ドラマの普通話は「NHK的日本語」みたいなものなのでしょうけど)。

声調はちょっと大げさに、というのがよさそうですね。大げさを自然なものに修正していく(たぶん勝手に自然になっていくはず)のは楽でしょうけど、その逆は大変でしょうから。

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