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2004年4月の11件の記事

2004-04-29 自分の声を聞く

過剰訂正という用語が言語学にあるそうだ。母語にない音や語法を気にするあまり、不要な箇所にもそういう音や語法を用いてしまう。

この現象を体験した。 xian を shian と言ってしまったりするのだ。日本語にない sh をきちんと出さなくてはと身構えるから x が素直に出ずに中途半端な sh になるのだろう。 z を zh とすることもあった。

すぐに気付いて修正することが大切だ。誤った発音で繰り返し練習したら後でやっかいなことになる。

今日は相原教授の教科書を読み、自分の声を録音して聞いてみた。
・課題は簡単なので、発音は十分明瞭。
・ t が強すぎるようだ。有気音を意識しすぎているからだろう。
・意味のまとまりごとに発音せず、個々の漢字を同じ調子で読んでしまっている。
・ j が日本語の「ジ」になっている。手本を良く聞くと「有気音では息が出るが、無気音では母音が出る」という説明のとおりで、「ジ」ではない。
・全体的に思っていたよりもずっと「中国語っぽく」読めていてとりあえず安心。


相原教授の本には単元ごとに練習問題がある。「読んだのは次のうちどちらでしょう」というような択一式出題が多い。回答のときには問題を見ないで、まずピンインで書き取るほうがいい。声調を問う問題でも母音・子音の聞き間違いを直すことができる(その反対も)。

本全体の半分を超えたあたりから、新しい単元の課題通読をすべてピンインで書き取るようにした。何度か聞き直して書き取り、それから本を見る。これはいい練習になる。ときどき4声を2声に書いたり、 zi を zu と書いたりしている。間違えたところは集中して「耳を治して」おく。

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2004-04-25 発音は手加減なしの材料のほうが

学習を始めたのは 2004-03-18、NHKテキストの発売日だった。

1ヶ月と10日、仕事をしながらでの進み具合はまずまずだ。学習法であまり迷わないので学習時間を効率的に使っている。

あまり先々の心配はせず、まず発音の要素(ピンイン)をしっかり身につけよう。

n と ng とで悩んでいるが、その他にはまぎらわしい要素がほとんどないので助かっている。


学習者用のきわめてゆっくりとした発音で練習しているが、音の要素がわかったら日常使われる速さで仕上げておくといいのではないかと思う。

相原の教材やNHKラジオ会話(入門)ではその部分が欠けている。文法知識や語彙がなくても、習ったところまででいいから実際に使われる速度を身につけるべきだ。それもスタジオ録音だけでなく、雰囲気音の混じった会話を少し離れたワンポイントマイクで録音したような教材、あるいはドラマなどからの引用など。

まだまだ語彙が足りないから、台本付きのドラマでも使える部分がほとんどないだろう。でも、近いうちにきっと、と考えている。


相原の教材「発音の基礎から学ぶ中国語」もようやく後半。「er化」は少々やっかいかも。融通無碍に音が変わるではないか、というのが第一印象。

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2004-04-18(2) 発音 最初の壁

発音の学習で nと ng のところにさしかかった。

発音することはできるが、教材を聞いて判別することがほとんどできない。
かれこれ3日くらい聞いているが、あまり進歩しない。

焦ってはいけないのだが、英語ではこういうことは経験しなかったので少し心配になる。

nで上の歯の生え際あたりを舌で「すぱっと」ふさいでも鼻腔で音が響く。 ng でも鼻腔やのどに響くから、違いが際だって聞こえない。

自分で出している音が間違っているのかもしれない。

有気音・無気音はとても簡単だった。英語で p を正しく出していれば中国語の p は楽だし、 q・c・t など、息を出す音は英語の練習が役に立つ。
「もっと息を」と講師に言われて体に力が入ると難しくなるだろう。勢いよく息を出すには脱力だ。


NHKラジオテキストの出演者は相原の教材の出演者と違って、四声をあまり強調しない。相原の教材は発音訓練専門だからだろう。NHK出演者の h はかなり強烈で印象に残った。ドイツ語の [x] (dochのch)に似ている。

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2004-04-18 中国語は取っつきやすい

中国語の学習は「取っつきやすい」。

発音がわかると、とりあえず何か言うことができる。たとえば、
「電話を使わせてください」

西ヨーロッパ言語だと、動詞の格変化・名詞の性・名詞の単複・名詞あるいは冠詞の格変化・時制が正しくないと文にならない。中国語にはこれが一切ない(私がいままで習った範囲では)。

それから、日本人にとっては文字の習得が簡単だ。正しい書き順がわかるし(簡体字の練習は必要だが)、認識も書くのも速い。

抽象的で複雑な意味を持つ漢字(単語)でも難しく感じないのも特権だ。環境破壊・民主主義・風刺・朗読・翻訳・描写...。アラビア語やハンガリー語でこういう単語を憶えるのはたいへんだろう。


キヤノン ワードタンク V70 は 2004-04 現在日本製で唯一の手書き認識中国語電子辞書だが、完成度はかなり高い。認識は確実だし、待ち時間も気にならない程度。手書き認識が可能になって電子辞書は紙の辞書の延長から一歩離れていったように思う。

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2004-04-17 なるほど、「普通語」

今日で「100万人の中国語入門コース」が終了(全3回)。

講師1人に受講者2人でなかなか良かった。ちょっと教室とは呼べないような会場だったが(建設の現場事務所のようだ)、中身があればいいではないか。

初歩を速習で、という方針が売り物なので、発音も日本人が苦手とする音だけを重点的に練習する。自習で準備をしていかないと効果がないだろう(これはどんな授業も同じだ)。

発音を徹底的に矯正したかったが、それはこの講習の主眼ではなかった。別の機会をさがすとしよう。

先日は中国語の先達Kさんに連れられて千代田区神田の中国飲み屋「来来」に行った。異国で元気に働くホステスに感心する。台湾・マレーシアなど、出身はさまざまだが、普通語で話が成り立っているのを目の当たりにした。中国の標準語であるだけでなく、世界中の華人の共通語でもあるのだ。

Kさんの中国語は私が思ったよりも通じていて良い刺激になった。

相原の発音教材とNHKラジオテキストとでしばらく進んでいこうと思う。

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2004-04-11 復習しながら

相原茂「発音の基礎から学ぶ中国語」は進み方がゆっくりなのが良い。
一つの単元で一つのことを重点的に習う。そして、初出のことについてはあまり徹底して掘り下げない。

しばらくすると復習がさりげなく出てくるようになる。新しいことを追うのに忙しくなって以前習ったところがおろそかになりかける頃合いを見計らっているようだ。


今日の疑問:
shu という音は sh を十分に発音してから u が鳴るのだろうか(英語のように)。
つまり、shu = sh + u なのだろうかということ。それとも shu の sh を出すときの口の形は u を予期して丸くなるのだろうか。相原の本でも王の本でも sh の練習は shi で行うようになっていて、他の母音と組み合わせるときにどうなるのかがはっきりしない。

加藤教授の記事によると中国語の子音は堅固で次に来る母音に影響されないということだが...。

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2004-04-10

「100万人の中国語 入門コース」全3回の2回目。晴天で新橋駅から教室に向かうまでの道が気持ちよい。

第2回は発音よりは日常会話に重点を置いたもの。

英語学習のときには感じなかったが、教室で習うというのもいいものだ。いっしょに参加している人と競うのも励みになる。

帰りに川崎駅の書店で中国語学習の本を見たが、初学者用の良質な本が続々と出版されている。英語と違って有名な受験参考書というものが確立していないのが良い影響を及ぼしているようだ。

受験という「型枠」なしに言語を習う。そのための最大公約数的な学習方法が確立しつつある。学習書の多くは発音の重要性を説き、簡単な文章を反復練習させるものだ。言語の学習として妥当だと思う。

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2004-04-07 電子辞書購入

中国語の電子辞書を買った。

キヤノン ワードタンク V70 という機種だ。

電子辞書はセイコーインスツルメンツ(SII)のものを愛用しているので、中国語もSIIの製品から選ぼうと思っていた。

しかし、唯一キヤノン製が手書き認識できるというのを知ってはそうも言っていられない。日本の漢字と大きく違う簡体字を引くには手書きがなによりだろう。

店頭で手書き認識を試してみたらなかなかの出来。中→日 の入力方式の本命かもしれない。

おそらく他のメーカも手書き認識機種を出してくると思うが、いまのところは V70 だけだ。

こうして投資すると学習から逃げられなくなるという副次的な効果もある。

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2004-04-04 完璧主義 v. 慣れ・勘主義

無心に発音教材CDに取り組む。

学習の取り組み方は次の2つの方法に大きく分けることができるかもしれない。

1.一つの課題を完全にものにするまで次に進まない。発音なら要素ごとに徹底して練習する。

2.小さなことでも初学者は「完全に」身につけることは難しいから、ある程度消化したら先に進み、総合的な「慣れ」や「勘」ができたときに復習する。

漢字や例文の内容がわからなくてもピンインが書き取れるようにピンインの練習をしている。はじめは1の立場にかなり近い姿勢だった。

だが、少し学習してみて、いかに小さい部分でも完全に身につけるにはある程度の「ふりかえり」が必要だと思うようになった。

子音を習い、複母音の練習をしている。新しい課題と組み合わせると、すでにできたはずのところがけっこう心もとない。「基礎がしっかりしていないから」と思って歩みを遅くするのも良いだろうが、こうして組み合わせの難しさを発見するのも大切なはず。

当分は1・2を組み合わせて、学習の進み具合を柔軟に考えよう。

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2004-04-03 100万人の中国語入門コース

「100万人の中国語 入門コース」第1回に行ってきた。

場所は東新橋。再開発が進む汐留地区の近く。古くなったビルと新しい意匠のビルとが隣り合っている不思議な場所だ。会場の(有)東京国際フォーラムが入居しているのはちょっとくたびれた事務所ビル。狭い入り口にはコンクリートの排水溝(U字)を逆さにして踏み台にしてある。狭いエレベータで5階に上り、扉が開くといきなりアルミのドア。「中国語教室」とも何とも書いていない。

中は少々くたびれた事務所風。独立した教室というものはなく、来客打ち合わせ場所で教授。以前に英語発音診断の達人である鵜田さんの自宅におじゃましたこともあるので舞台装置が「売り物的」でなくても驚かないけれど、「教室」を予想して来た人はびっくりするだろう。床はいまどきめずらしいプラスチックタイル張りだし。

しかし、講師は一流だということがすぐにわかった。受講者(幸運にも開講最少人数の2人)の出す声を漏らさず聞いているし、日本人が中国語の音を出すときの特性をよく理解している。

講習は少々駆け足で、本当の初学者だとちょっとたいへんだろうと思う。講師は受講者が少しは下地があるのに気付いて早足で進んだのではないか。

/zh/と/h/との音を矯正してもらって得した気分。一対一でないと気付いてもらえないところだ。

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2004-04-02

「100万人の中国語」が主催する入門コースに申し込んだ。受講者が2人になれば開講とのことだったが、申し込んだ時点で私だけ。2日後にもう1人現れて無事定足数に。

楽しみだ。

今日の疑問は ü のときの口の突き出し加減。 u に近いのか、それとも唇は前に出ないのか。発音教材でも子音と組み合わされると u・i・ü が自信を持って聞き分けられない。

コースで疑問が解けるといいが。

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