高級機器で聞いてみよう
正確な再生では定評のあるイヤフォン ER-4S を持っている。ふと思いついてNHKラジオ中国語講座のCDをオーディオ機器+イヤフォンで聞いてみた。これはおすすめ。講師の声の粒立ちが違う。携帯CD再生装置で通勤中に少し復習でもしてみようか。
ER-4Sには熱烈なファンもいてだいぶ持ち上げているが、確かに音質一筋に割り切った点はたいしたものだ。もっと外国語の学習に使うべきだと思う。声を発するために息を出す瞬間の「気配」のようなものまで再生してしまう。
ただ、ER-4S は耳の穴を完全にふさいでしまうので通勤には少々危ない。外部の音を遮断した静寂の中で中国語講座を聞いているとなんだか変な気持ちになってくる。目の前の景色は普段の通勤なのに、音ははっきりとした中国語。以前電車内でER-4Sを使ってベートーベンの弦楽四重奏を聞いたときにはちょっとした「トリップ」感覚だった。目の前の景色が作り物のように感じるのだ。
ソニーからも耳栓型のイヤフォンが出ているので、それを使ってみようと思う。
高級オーディオを持っている人が身近にいる人はぜひ言語学習材料を再生してみよう。発見がたくさんある。
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