2004-11-28 不安
中国語学習には数年前から取りかかりたいと思っていた。言語の学習はひとたび始めたら大変だというのはわかっていたから先延ばしにしてきたと言っていい。
学習するからには自分なりの目標に達したいが、はたして可能なのかどうかと不安に思ったことはときどぎある。しかし、その日の課題に取り組んでいるうちに不思議と楽しくなって、不安は忘れてしまう。初歩の段階では進み具合が目に見えるのも一助だろう。重要な基礎文法事項はこれからたくさん出てくるので、「言えなかったことが言えるようになる」ことを感じ続けることができる。
いまのところ当初思っていたよりは学習の速度が上がっていない。時間的にいろいろと制約があるから特に不満には思っていないが、これからはもう少し集中して練習しようと思う。
発音や基礎的な漢字がわかってくると、その先に続く学習量に圧倒されるときもあるだろう。そういうときには少し前を振り返って、
「それでもずいぶん遠くに来たものじゃないか」
と思うことにしよう。事実なのだから。
あわてることはないが、怠けない。こだわることはないが細心に。
基本文法を終わるころには、この先どのくらい時間と努力を注ぐべきかがわかってくるかもしれない。
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コメント
はじめまして。
私も中国語を独習してまして、文章から共感と畏敬いたしました。
昨日は(3回目の)中検準2級を受けに行き、学習の目的と方法も
再考察せねばと、参考にさせて戴きたいと思いました。
投稿: Saito | 2004.11.29 19:11
Saitoさん、こんにちは。いらっしゃい。
Saitoさんは人民共和国体験をしているのですね。
私は14年ほど前に観光で桂林・上海を駆け足で回っただけです。当時は中国語もまったく話せませんでした。
このblogではいろいろと好き放題書いていますが、実際には
「多忙な中年会社員、いろいろと考えてはいるが勉強時間が足りないヨ」
というのが正直なところです。
ぜひいろいろとご意見をお聞かせいただければと思います。
◆
今日は仕事場からの帰り、かつての同僚と電車がいっしょでした。その人は中国語検定準二級。最近は勉強時間がとれないので忘れてきた、と言ってましたっけ。
投稿: Shira | 2004.11.29 22:00
現在ラジオ講座11月2週目です。
“台所から北京が見える”という本に出会い、“知的生産の技術”という本に出会いました。カードを使った知的生産。私も、ラジオ講座に取り入れています。始めに1セット購入して。
本には、1万枚のカードを目の前に置いてはどうだろう。とあった。覚悟して、99セット購入して、配送先は、自宅なのに、なぜか職場にカードが9900枚きた。
段ポール3箱。毎日これを眺めながら、覚悟してます。
投稿: kino | 2004.12.01 14:53
「台所から北京が見える」は気になる本なのですが、版切れのようで手に入らないでいます。kinoさんはどのようにして手に入れましたか?
9,900枚ですか...。
私はカードを使ったことがないので興味津々。その後を教えてくださいね。
カードを画面に書いていくソフトウェア「インスピレーション」にはずいぶんと世話になりました(最近使っていないな...)
http://pctraining.s21.xrea.com/knowledge_tools/outline-proccessor.html
投稿: Shira | 2004.12.04 16:31