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2004-12-05 敏感に

NHKラジオ中国語講座応用編(2004-05)の第11課の寸劇にはずいぶん時間をかけた。文法課題文はややゆっくりと読むが、寸劇はもう少し速い。文を覚えてCDと同時に発音できるようになるまでにはかなり練習が必要だ。

自分で録音たものをCDと比較するとまだ基礎的なところができていないのがよくわかる。どれも初心者用の発音教材で重要事項として丁寧に説明していることだ。
1行目の
电器商品比以前便宜多了。
で二カ所ひっかかった。

まず dianqi の i が甘い。dian のほうはまだましだが、2番目はやや軽く発音するためか i の鋭さが落ちてしまっている。CDでは音は弱くても i の鋭さは変わっていない。

うまく発音できなかったのは英語の影響かもしれない。英語の短い/i/は中国語と比べてはるかに「ゆるい」音だ。そして英語では弱く発音する母音は本来の調音ではなく、あいまいに表現される場合が多い。

もう一つは pianyi だ。n と次の yi とが分離せず、「ピエンニ」という音になってしまった。広島大学加藤助教授の「中国語発音学習教材」で声門閉鎖についてしっかりと学習したつもりだったが、CDの速さについて行こうとすると怪しくなったわけだ。

手本を聞くと、蒋文明・张艳の両氏とも声門を閉じている「作業」の気配を感じさせないが、しっかりと n と yi とを切り離している。


声調と調音との関係にも注意を払おう。第一声・第四声は高い音で始まる。私の場合、「高い」は心理的に「鋭い」と結びつけがちであり、母音ははっきりと強めに発音しがちだ。第三声では反対に「低い」=「弱い」という連想が働くのか、 a で口の開きが狭くなったり i の鋭さがなくなったりする。

金管楽器・木管楽器で高いオクターブを出すときの感覚といえばわかる人も多いのではなないか。

中国語では第二声・第三声は決して弱く発音するわけではないようだ。私がNHKのCDを聞いた範囲では音が低くても調音はしっかりとしている。


「日本語と違うから注意せよ」というところはやはり難しい。常に注意するとよい。


もっとも、今回自分で気づいたのはまずまずの成果といってよいかもしれない。問題が見つかるのは良いことだ。

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コメント

はじめまして!
ブログをたどってここにたどり着きました。

現在上海に在住していますが、
中国語を使ってビジネスに奔走しています。

中国語の勉強は如何ですか?
俺は中国語を勉強してもう10年近くになりますが、
中国語を仕事で使い中国人の部下に中国語で指示を送ってると、イヤでも上手くなります。
今でも毎日勉強中です。

またよかったらうちのブログに遊びに来て下さいね。

投稿: パルプンテのぶ | 2004.12.07 02:58

パルプンテのぶさん、こんにちは。ようこそいらっしゃいました。

中国語で仕事をしている人が書き込んでくれるというのに感激です。それも中国在住。インターネットはたいしたものです。

英語で仕事をしていたことがあるので、毎日使うキキメはわかるような気がします。話すだけではなく、読み書きでも鍛えられますから...。

今から11年後に中国語をどのくらい使えるようになるのかちょっと見当が付きません。言語運用能力は年齢と共に衰えないそうですが、学習はどうなのでしょうか...。

中国語学習に関しては楽観的なので、いまのところ楽しみながら「離陸滑走中」です。エンジンは最大推力でもタイヤがまだ地面に接しているので速度が簡単には上がりません。なんとか飛び上がれるといいのですが...。

投稿: Shira | 2004.12.08 00:18

はじめまして。
私もラジオ中国語講座で勉強しています。大学で第二外国語として中国語を勉強し、勢いで2003年4月に上海で就職してしまったのですが、学校では楽勝だった中国語がネイティブには通じず、落ち込みました。
そこで母に頼んでラジオのテキストとCDを送ってもらって、空き時間に勉強しています。でも、実は送ってもらってすぐに読むのは後ろのほうのコラムなんです。特に「ナリキリ中国語」は生きた表現がたくさんで、カードに書き写して覚えています。結構会社の同僚や、中国人の友達にも妙にこなれた表現を知っていると驚かれたりして、地道な勉強の方とは別に、ちょっと励みになったりしています。
ラジオっていうと地味な感じがしますが、これはこれで結構楽しいですよね。

投稿: mingmei | 2004.12.08 00:26

mingmeiさん、こんにちは。ようこそ。勢いで上海という時代なのですよね...。どのようなお仕事に就かれたのでしょうか。

NHKラジオの入門編には本当にお世話になりました。mingmeiさんのおっしゃるように、読み物もおもしろいですね。「中華ハッピー図像学」には「なるほどー」の連続ですし、「中国酒で味わう中国文化」に影響されて茅台酒(強烈)と五粮液(これはおいしい)とを買ってしまいました。

「ナリキリ中国語」は日常のなにげないやりとりを掘り下げるのが楽しいですね。

毎日通勤電車でラジオ講座のCDを聞いています。

投稿: Shira | 2004.12.09 00:38

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