2004-12-12 気持ちよく学習するために
自分の声を録音することの重要さは何度かこのblogで書いてきた。
1.手本と比べることができる。
2.自分の中国語を批判的に聞くのは自分がいちばん。教師や学習仲間はどうしても遠慮したり、会話を成り立たせるために細かいところに目をつぶりがち。
3.簡単な機材があればよい。機材があれば費用はほとんどかからない。
いつまで発音の練習ばかりしているのかと思うかもしれないが、文法教材を材料にしているので発音・文法・会話・簡体字の練習を総合して進めているようなものだ。初学者にはこのような総合学習が適していると考えている。
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「習った範囲では完全に」という方針で学習をしている。初歩の教科書を朗読するのなら、中国人小学生の手本にするくらいのつもりで。
こうして正確に読めるようにしていけば(それほど簡単なことではないが)、習った文法事項を自信を持って試すことができる。発音が原因で通じないことは絶対にないのだから、誤りは語法・単語・文法だ。これはかえって気楽な状態ではないだろうか。
難しいことは分割して学習しよう。
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完璧主義は言語習得の大きな妨げだ。「習った範囲では完全に」という方針は私にとって簡単で楽しいから続いている。そんなに難しくない目標を立て、気楽に確実に完全達成を目指そう。
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