学習計画
中国語学習を始めたときにはあまり先々のことを考えなかった。ある程度学習が進めば新しい視点で学習方法を考えることができるだろうと思ったから。知っている単語は数百、発音もおぼつかない状態で2〜3年先の具体的な目標をかかげるのは難しいだろう。
中国語の様子が少しはわかってきたので、学習の計画をそろそろ考えてみたい。
いままでの進み具合:
1.発音を集中的に学習。
・「発音の基礎から学ぶ中国語」 相原茂 朝日出版社
・「中国語発音学習教材」 加藤徹 広島大学 web site
・「中国語発音塾」 赤羽陽子 スペースアルク web site
・「ハイブリッド中国語発音トレーニング」 王欣雨 三修社
・「対日漢語語音教程」 続三義 編 北京語言文化大学出版社
・日中学院 個人指導 1.5時間×3回
2.中国語に親しむ。
・「NHKラジオ中国語講座入門編」 2004年4月期(中国語24のエチュード) 遠藤光暁
・「NHKラジオ中国語講座応用編」 2004年4月期(すぐに使える基本文法) 杨凯荣
使用機材:
・テープレコーダ(自己音声録音・再生)
・携帯CDプレーヤ(NHK講座CD用)
・据置CDプレーヤ(NHK講座CD用)
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基礎文法事項を集中的に学習しようかと少し前までは考えていた。しかし、NHK教材を使っていて感じたのは、言語習得では反応の早さ(瞬発力)がとても重要だということ。懸命に思い出しながら・考えながら口に出すことを繰り返していても身に付くものは少なそうだ。それよりは新出事項は少なくてもいいから、「筋力トレーニング」のように知っていることはただちに使えるようにする練習をもう少し続けるべきだろう。
英語を話すときにも広い意味での「慣れ」が足りない人は非常に多い。調理方法を読んで理解するのと実際に作ってみるのとではだいぶ違うのと同じだ。
このようなことを考えていたところに傑作サイト「中国語会話 グズでノロマな独習体験記」に出会った。「やはりそうだ」と思い、外国人向けの総合中国語教材(文法・読解・作文等々と分かれていない)にひととおり取り組んでみようと思う。
・新訂 新中国語 刘山・李培元(北京語言学院) 中華書店
・別売CD
この教材を選んだ理由:
・NHK講座の例文はほとんどが会話なので、通常の文章も読みたい。
・ごく基本的な単語(身近な物の名前・基本動詞)を身につけたい。
・テープだけではなくCDで音声教材が入手可能。
「グズでノロマな独習体験記」から新中国語についての記事を引用します。
基礎力をつけるには、このテキストはよくできています。北京語言学院の専門家たちが外国人に中国語を教えるためのエッセンスを注ぎ込んだ力作という感じがします。
たとえば、初出単語は、後の課にも繰り返し登場してきますから、違う場面、違う文の中で、その使い方を確認することができます。
また、語句の説明もていねいで、わかりやすい。例文の内容が古いのを我慢すれば、これもわかりやすい。
類似語句の使い分け方は辞書を見ただけではわかりにくいものですが、このテキストではていねいに説明してくれます。
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