2005-04-09 だから学習する
四川省成都に続き、首都北京でも日本商品不買の示威行為があった。
韓国との領土問題が大きく取り上げられるようになると、旅行客が減り、NHKの朝鮮・韓国語のテキスト売り上げも落ちるそうだ。中国語学習熱も影響を受けることだろう。
だが、韓国、北朝鮮、そして中国は常にそこにあり、蒸発してなくなるわけではない。日本もそうだ。貿易・国際政治のバランス上、切り離して考えるのは不可能な関係にある。
「だからこそ私は中国語を学習している」
このような、先を見据えた心構えで進んでいきたいではないか。
日本語を学習している中国人・韓国人もそう思っているはずだ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
まさしく、先を見据えて学習する、と言うことは大切だと思います。デモは大きく報道されますが、実は一部の人です。現場にいると、それがよく分かります。
投稿: dubian | 2005.04.11 22:43
中国に続いて香港も日曜に大規模な反日デモをやるようです。
香港は親日も増えていますが、やはりこういう事も起きてしまいますね・・・
先日、愛群道裏の日善街付近にも行ってみました^^
香港にはああいう雰囲気もあるのですね~
投稿: wan_chai | 2005.04.14 23:26
dubianさん、wan_chaiさん、こんにちは。
こうして上海や香港からの声を簡単に聞こえるのが簡単になったことに感心してしまいます。以前はマスメディアが独占していた情報が、異なる立場・考えの人から複数の経路でやって来ます。
それぞれのblogを書くのは一人の人間でも、いくつかの声を総合してみるとなんとなく現地の様子がわかってくるような気がします。
◆
dubianさんが書いているように、
「(日本人が・中国人が嫌いと言うなら)その人の名前を教えてください」
という冷静な考えも大切ですね。
◆
1989年の天安門事件直後の香港のデモ行進を間近に見ました。携帯電話のメールなどなくても、多くの人が当然のように街に出て行きました。
あの日も今回も、正確な情報が不足しているのは共通ではないかな、と思います。人間は自分の聞きたいニュースは聞くし、そうでないものは排除してしまいますし...。
日善街、なつかしいです。あの学校の前を毎日のように歩いていました。
投稿: Shira | 2005.04.16 10:05