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2005-05-29 干渉

英語の学習会の世話役代行をしている。そこで出た話。
「中国語と英語の両方を同時に勉強すると、2つの言語の間で混乱が起こらないか?」

そのようなことはないと思っていた。おそらく、
1.中国語と英語とがずいぶんと離れた言語だから(音声・文法・文字)。
2.人間はけっこう器用にできているから。

しかし、ここ数日で発音面で最近英語の影響に気付いた。自分の声を録音して聞いていると、個別の音は正確だし流れも悪くない。だが、なんとなく違和感がある。手本のCDと何かが違う。

どうも音節内の強弱が問題のようだ。私が読むと、中国語がちょっと不自然に脈を打っている。「oo」で声母+韻母(子音+母音)を表してみると、こんな感じだ。
OoOo OoOoOoOo Oo.
手本では
OOoo ooOOooOO oo.

私の発音には漢字1文字の内部で強弱があるようだ。手本では文脈に沿った軽・中・重の自然な変化が発生している。

ああ、これは英語の子音の影響だ。
英語というのはやっかいな言語で、あらゆる単語に固有の強弱アクセントがある。日本語の発音がオルガンだとすれば、英語はピアノだ。

日本語と違って英語では子音がしっかりと発音される(子音と母音とが同格という印象)。私は中国語もこの方法で発音するときがあるようだ。

原因は次のようなことではないだろうか。
1.中国語でも子音は日本語の子音より目立つ。
2.中国語も英語も「外国語」。日本語でない言語では子音を強く発音する癖がついている。

原因の予測ができれば対策の実験ができる。子音と母音との強さ・長さに注意して発音すると、かなり手本に近くなった。無気音も自然に出せるようになり、一石二鳥だ。もっとも、今まで自然に発音していなかったということになるわけだが。

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