Pimsleur教材(2)
ピンズラー教材を使ってみた。
英語を使って中国語を学習するので、少し懸念があった。
「母語は人間にとって特別な言語だから、外国語の説明は母語(日本語)のほうが直感的なのではないか」
「英語→日本語→中国語という経路で理解して効率が悪いのではないか」
学習を始めた段階では、特に心配することはないようだ。英語による説明は簡素で、学習者が口に出すのは中国語だけだ。
内容については学習が進んでから紹介しようと思うが、第一印象は以下のようなものだ。
- 梱包が簡素で好感が持てる。薄い紙箱の中に紙容器にきちんと保持されたCDが入っているだけ。
- 音声は明瞭。中国語は複数者による録音で、端正な標準音だ。英語の説明も明瞭で心地よい声だ。
- 一課が30分で、集中して取り組むにはちょうどよい長さだ。気軽に始めることができる。
- 発音の解説はほとんどない。自己流の発音でこの教材を使うと「発音はめちゃくちゃだが流暢な中国語」を強化してしまうのは間違いない。反対に、正しい発音で学習できれば効果はすばらしいだろう。
- この内容なら価格はかなり安い。「実用品」という雰囲気が強い。
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