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2005年11月の10件の記事

2005-11-27 ノート作り

日本語を見て中国語で口に出す練習を始めようと思う。

2004-03 に学習を始めてからいままで、中心は次の3つだった。
1.中国語の発音を口・舌・息の使い方まで掘り下げて自分のものにする。
2.短い文章をCD教材を使って憶え、自分で言えるようにする。
3.教科書を読んで録音し、CD教材と比較して発音や間合いを矯正する。

中国語を日本語にしたり日本語を中国語にする練習を避けていたわけではないが、取り組む時間がなかったというところだ。

CD教材は数十回聞くので、中国語の音から日本語を通り越して情景を想像できる。特に日本語に変換する必要は感じていない。

情景から中国語を思い起こして即座に口に出す練習はそれほど簡単ではない。動きのある表現(入っていく・出てくる・取り出す等)や心理表現は挿絵などでは表現できない。日本語を読んで中国語にする他に良い方法が思い浮かばない。もっとも、中国語教室などで話す時間が十分にあれば最善の解決になると思うが。

スパイラル綴じのノートを買ってきて、見開きの左に日本語、右に中国語を書く。スパイラル綴じなので日本語のページだけを出して(ノートを半分にして)中国語で口に出し、ノートをひっくり返して確認する。

少し続けてどのような効果があるかを調べてみたい。

※ 中国語を書き写すと、句読点や引用記号の使い方の良い勉強にもなる。

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2005-11-26 聞く

中国語教材を何度も聞くとどうなるかを実験している。修訂新中国語の第44課をMP3プレーヤに入れ、自動繰り返し再生にして出歩いた。

同じものを何度も聞くと飽きて苦痛になるかと心配していたが、そんなことはなかった。6分程度の本文を2時間くらい聞いたから、20回ということになる。

一度聞くたびに何か気づくことがあるのがおもしろい。発音であったり、表現のしかたであったり。私の注意力がいいかげんだから、毎回違う部分に注意を払っているのだろう。

xiang や liang という発音で i-a と音が移っていく感覚を改めて強く感じた。カタカナ発音の「ヤ」にならないようにという注意はどの発音教則本にも書いてあるが、何度も聞くと頭ではなく「耳で」わかってくるかのようだ。これはほんの一例で、他にも「なるほど」と思ったことは多い。

同じ材料を数多く聞いてみようと思ったのは、骨のある学習サイト「デンさんの広東語相談室」の「テープ300回の聞き方」を試してみたくなったからだ。

デンさんは次のように書いている。
>> 300回聞けば完全に頭に染み込んで、パーフェクトな状態になるはずだと思って始めます。100回聞きました。その時点で得られた効果を点数で表現すると10点くらいでしょうか。

20回でもかなり手ごたえがあった。300回聞いてみることにしよう。

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2005-11-23 最後の山に

修訂新中国語(下)の最後の課に本格的に取りかかった。
課文は内容は簡単だがかなり長くなっている。

ribenrenさんのblog「中国語のおべんきょう」にNHKラジオ中国語講座入門編のことが書いてあった。学習してから一年ほども経っているが、最初の1行を見ただけでその課の会話をすらすらと言うことができてうれしかった。

初歩の段階では簡単なものから「まる覚え」、それも音声重視で、という方法を選んで良かったと思う。修訂新中国語上・下でも同様の学習をしてきた。ただ、こちらは本文が会話だけではないこともあり、すべてを流れるように言えるほどではない。ただ、どの課も30回以上は聞いているので字を見た瞬間に手本の発音を思い出す。

ピンズラーの教材を使っていわゆるピンズラー方式に親しんだのもすばやい反応を訓練するのに役立っている。考えずに文を口から言えるようになると、発音やイントネーション・強弱・わずかな間といった細かい点に注意する余裕ができるのがとてもいい。もちろん、自分の声を録音して批判的に聞くのも欠かせない。

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英語を使って中国語を学習する

Pimsleur Mandarin2・3 は日本語版の発売がまだのようだ。しかたがないので英語版を使っている。

英語版を使えば英語の訓練にもなると考えている学習者もあるようだが、私が使ってみた経験からするとその効果は無視してよい。学習の目的言語(中国語)以外の言語は不思議と意識に残らない。

Pimsleur Mandarin に使われている英語は平易なので学習の妨げにはならないが、もし日本語版があったらそちらを使っていただろう。

母語は私の頭の中で特別な位置を占めている(たいていの人ではそうだろう)。母語を使って中国語を学習するときには二つの言語を行き来する感覚はあまりない。日本語の存在を意識しないですむからだろう。

外国語で中国語を学習する利点は何もないと思っている。

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2005-11-20 やや停滞

修訂新中国語(下)の最後の2課が終わらない。終わらないというよりは終わらせないのだが。
ピンズラー3(Pimsleur Mandarin3)のほうは30課中の24まで終わったから、やる気の問題ではないと思う。

最後の2課の前に復習をしたのが原因なのだろう。本文を憶えるようにしてきたが、復習するとけっこういいかげんになっているものだ。忘れていくのはしかたがないので、時簡をかけてCDを聞き、教科書を読み、自分の声を録音した。こういうことをしていれば次の課にはなかなか進めない。

教室里搬走了两个学生。
他从别的屋子拿进来一把椅子。
他从书架上拿下一本书来。

上記のような例文は繰り返し口に出すだけでは自分のものになりにくいようだ。日本語を書いておいて即座に中国語で言う練習をしてみようと思う。

場面を画像で見て中国語にする(日本語を介さない)練習がいちばん良いのだが、次善の策として母語を使うほかない。これはピンズラーも同じだ。

すばやく口から中国語が出るように練習して、頭の中で時間をかけて中国語を組み立ててしまう弊害を避けよう。


NHKラジオ中国語講座入門編を終えた後に修訂新中国語を使い始めた。この教科書(日本語版)には本文の日本語訳がない。それ自体は良いことだが、日本語から中国語文を作るときには少々手数がかかる。

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2005-11-18 新しい道具を導入

決して潤沢ではない学習予算をやりくりして、半導体メモリプレーヤを購入した。

いままで使用していたCDプレーヤと比べると便利なことこの上ない。重さが30g、大きさはチューインガム一包装程度でシャツの胸ポケットに楽に入る。イヤフォンの線がまとわりつかないのは実にありがたい。

通勤の電車内で修訂新中国語のCDを聞いている。電車の中の騒音はかなり大きいので、なるべく静かな条件を選んでいる。
・電動機や空気圧縮機のない車両に乗る(JRで言う「サハ」)
・車内放送スピーカーの下には立たない
・車両中央部に乗る(車輪の音が少ない)
・駅間が長い区間で聞く(放送がない)

CDの内容はMP3に変換するとファイルの大きさが数分の1になるが、まったく劣化を感じない。CD数枚分をいつも持ち歩けるのはとても便利だ。

電子辞書と半導体メモリプレーヤとは動き回る人にとって強力な味方になることは間違いない。

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2005-11-12 口に乗るまで

修訂新中国語(下)の復習をしている。
方向補語のところなどがやや心もとなかった。教科書の内容を日本語で書いておき、それを中国語にしていく練習が必要かもしれない。

ノートに手で書いてもよいが、コンピュータを使って印刷すると小さくきれいに仕上がるだろう。無料中国語IME(Microsoft Pinyin IME 2003)を使って同社の Word に中国語を入力できる。中国語作文練習帳を作ってみようかと思う。

自宅の機材では両面に印刷できないから、事務所のコピー機を拝借しよう。


どんな表現でも、いわゆる「口に乗る」まで練習しないと実用にならない。日本人は多くの漢字を知っているので、習いたての中国語でも小難しいことを話したがる傾向が強いようだ。しかし、まずは目に見えること・手に触れること・身体を動かすことを即座に表現できるようにしたい。学習のどの段階でも、すばやい反応は重要なことだから。

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2005-11-08 文字の力

小学館中日辞典第二版を愛用している。電子版がないのが不便だが、内容はわかりやすいし紙面の印象も私の好みだ。早く電子辞書に搭載してほしい。

一般に能願動詞として紹介される会・能・可以。NHKのテキストや相原教授の「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」では次のように説明してある。
会 習えばできるようになることについて用いる。
能 能力があってできる。客観的な条件が許す。

だが、中日辞典の解説はずっと詳しく、漢字の本質に迫っている。
会 初めてできるようになったときには会を用いることが多い(会得)。回復してふたたびできるようになったときには用いない。

能 具体的にどの程度までできるかを言うときには能しか使えない。

会・能どちらの用法にも漢字の大元の意味がにじみ出ているように思う。

外国語の学習を開始したころに出てくる基礎的な語(字)はなるべくたびたび辞書を参照すると良い。特に中国語では文字そのものの持つ力が大きいので、学習者はじっくりと向かい合う必要があるだろう。

英語でもこのことを実感している。近年のすぐれた文法解説書を読むと、中学で習うような単語や表現をずっと誤用していたことに気づくこともある。

T.D. ミントン ここがおかしい日本人の英文法 研究社
書名は品がないが、内容は一級品だ。その2、その3も出ている。
決して手軽な本ではないが、英語の「根っこ」のところに近づくための良書だと思う。

中国語学習についてもこのような本が今後出てくることを強く望む。

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2005-11-03 わかったようでできていない

中国語ジャーナルのCDを使ってニュースをピンインで書き取ってみた。

意外なことに f を h と書いていた箇所があった。

中国語のfはあまり息が強くない。英語の強烈なfを期待していると聞こえてこないようだ。

hao はカタカナであえて書くと「ハゥ」に近い。「ニーハオ」というカタカナ表記が有名になったために、「ハオ」というカタカナ呪縛があるようだ。日本語の「オ」ほどは音が響かない。

日本語の音の影響を取り除くつもりで学習していても、あちこちにカタカナ中国語の落とし穴がある。

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巻き舌とそり舌とは違う

発音解説の決定版と呼べそうな記事を見つけた。
東京外語大が中心になって作成しているオンライン言語教材 TUFS Language Modules の中国語だ。

ALC の中国語発音塾や広島大学の中国語発音学習教材と並び、特に優れていると思う。

他のサイトや本と違うのは、細かいところまで立ち入った具体的な説明があることだ。日本人にとって難しい発音は、正確な説明によらないとわからないことが多い。

一例として「そり舌音」のページを見てみれば、他では見当たらない充実した説明だということがわかると思う。

この説明は「対日漢語語音教程」による説明(P146)とみごとに一致する。舌を巻くということは、上方に反り上げることではなくて、舌をストロー状に巻くことを意味しているのだ。

また、直後の母音との連結(舌を巻いたままで良いのか)についても書いてあるし、zh は声門閉鎖をしてから出すこともちゃんと指摘してある。

そり舌音以外の解説も一歩も二歩も踏み込んだものだ。

相原茂教授の「発音の基礎から学ぶ中国語」等の説明ではうかがい知れない、正確な音への招待となるだろう。もっとも、記述が細かいだけに信頼できる教師の耳による確認が必要になるのは間違いない。思い込みで発音すると意識過剰の変な音を出すことになりかねない。

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