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巻き舌とそり舌とは違う

発音解説の決定版と呼べそうな記事を見つけた。
東京外語大が中心になって作成しているオンライン言語教材 TUFS Language Modules の中国語だ。

ALC の中国語発音塾や広島大学の中国語発音学習教材と並び、特に優れていると思う。

他のサイトや本と違うのは、細かいところまで立ち入った具体的な説明があることだ。日本人にとって難しい発音は、正確な説明によらないとわからないことが多い。

一例として「そり舌音」のページを見てみれば、他では見当たらない充実した説明だということがわかると思う。

この説明は「対日漢語語音教程」による説明(P146)とみごとに一致する。舌を巻くということは、上方に反り上げることではなくて、舌をストロー状に巻くことを意味しているのだ。

また、直後の母音との連結(舌を巻いたままで良いのか)についても書いてあるし、zh は声門閉鎖をしてから出すこともちゃんと指摘してある。

そり舌音以外の解説も一歩も二歩も踏み込んだものだ。

相原茂教授の「発音の基礎から学ぶ中国語」等の説明ではうかがい知れない、正確な音への招待となるだろう。もっとも、記述が細かいだけに信頼できる教師の耳による確認が必要になるのは間違いない。思い込みで発音すると意識過剰の変な音を出すことになりかねない。

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