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2006-04-23 文法参考書

購入後しばらく手を付けていなかった「Why?にこたえる初めての中国語の文法書」(相原他 同学社)にとりかかった。

この種の本はある程度学習が進んでから読むと効果があると思う。理由は二つ。第一に、例文を読む苦労が少なくなるということ。文法事項を確認するために読んでいるのに例文が知らない字ばかりでは効率が悪い。第二にはそれまで憶えてきたことのしくみがわかってくるという、発見の楽しみがあること。知らないことを詰め込むよりも、「ああ、そうだったのか」という思いをするほうが学習の定着もよさそうだ。

数日間通勤電車で読んでいるだけだが、楽しいのでどんどん進む。受験英語対策のため「文法学習」の印象はずいぶん汚染されてしまったが、「文法学習」は単に外国語の学習であり、無味乾燥なものではない。文法を持たない言語は存在できないのだし。

この本を二度ほども読んだら「誤用から学ぶ中国語」(郭 春貴 白帝社)に取り掛かるつもりだ。この本は切れ味鋭く、名著と呼んでいいだろう。この著者と、「日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」(こちらはたいへんな名著)を著した王 浩智との二人が今後の日本の中国語学習に大きく貢献することを期待している。

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コメント

「誤用から学ぶ中国語」と、「日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」、ちょうど図書館で予約してきたところです。
語彙の増強はコンスタントにしていますが、文法はどうしてもおろそかになりがちです。写作の力がかなり落ちているのはそのせいだと思います。

上記2冊をGWの間にしっかり読んで、発見の楽しみを満喫したいと思います。

投稿: Marie | 2006.04.28 13:33

Marieさんくらい学習が進んでいると、私が挙げたような本に書いてあることはたいていご存知なのではないかと思います。

それでも10の記事を読むと1つくらいは拾い物があって、そういう拾い物には大切なものがあるかもしれません。

Marieさんはまさしく
>>発見の楽しみを満喫したい
とおっしゃっていますね...。

投稿: Shira | 2006.04.28 21:26

「日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」、読み終えました。
本当に名著ですね。じっくりゆっくり読もうと思っていましたが、夢中で一気に読み終えてしまいました。言語化できていなかった疑問の数々がすっきり解消しました!

学習の初歩の段階でこの本と出会っておけば、中国語あるいは中国人との関係を良好に保つのにとても役立ちそうです。

投稿: Marie | 2006.05.07 07:00

Marieさん、こんにちは。
おもしろく読んでいただいてなんだかうれしいです。

「日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」見た目よりも中身が詰まっている本ではないでしょうか。

同時に同じ著者による「中国語翻訳作法―文の理解から訳出のプロセスまで」も買いましたが、こちらも読み手をうならせる本です。ちなみに私の大先輩shrimpさんが持っている同書は著者の署名入りだそうです...。

よろしければこのblogの過去記事のコメントも参照してみてはいかがかと思います。2006-01-15 「学習者の宝」(このコメントのURL参照先)

コメントをいただいたshrimpさんのサイト
「中国語を話そう」は
http://www.h7.dion.ne.jp/~shrimp/

「不定期日記」は私の自分勝手な日記と違って学習に役立つ情報がぎっしりです。

投稿: Shira | 2006.05.07 12:39

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» 日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語 [Mandarin Note]
日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語 王 浩智 すばらしい本です。目からうろこがぽろぽろぽろぽろ、落ちて涙までこぼれます。 未知の単語に出会い、辞書を引いても載っていなかったり、訳語にしっくりこなかったり。2つの言語の間でA=B、とぴったり一致する語など存在しないということは、考えてみれば当然のことなのに、受験英語でかちかちになってしまった頭はその事実をすっかり隅っこに追いやって蔑ろにしていたのでした。 はさみというもの一つを表現するにしても、「挟んで…切って…ふたつに... [続きを読む]

受信: 2006.05.07 06:54

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