2006-05-20 どこを見るか
中国語教室の体験授業で楽しかったことがある。
講師が
「それでは私について読んでみましょう」
というときに、講師の口をしっかり見ることができることだ。
私が参観したときの講師の発音は完全な標準音で、いつも聞いているCD教材(北京大学制作)と完全に同じ音だった。
なるほど、xu の音ではそういう唇の形になるのか。やはり u では日本語にない唇の形だな。近くで聞くと n と ng との違いが空気を伝わってくるようだ。
受講者は残念ながらテキストを懸命に目で追っている。他人のことはどうでも良いが、惜しいことをしている。
外国語を話すときには相手の口元が見えるほうが上手になるような気がする。これは英語の学習仲間が言っていたことだが、なるほど、そうかもしれない。
発見の多い授業は楽しい授業だ。
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