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最高の教材があるのに

中国語の学習を始めようとしている方がいたらぜひ心に留めていただきたい。

発音とピンイン表記とをしっかりと自分のものにすると、その後がとても楽だ。
音声つき辞書は不要になるし、テレビで聞いた知らない字も書き取っておくことができる。
そして、日本人がコンピュータに中国語を入力するにはピンイン変換が現実的な選択だろう。音のままにキーボードを打てば良いのだ。

とても良い教材がたくさんあるのに、発音が心もとない学習者が多いのはどうしたことか。

発音の学習については、このblogに多数のすばらしいサイト・blogをリンクしてある。ぜひそうした記事を読み、著者の主張を理解し、自分の判断に役立ててほしい。学習方法は自分で決めないと、他人(学校・教師)に決められてしまうことになる。

発音を学習する心構えとしてすぐれているもの:
1からチャイニーズ
の記事 ※ このサイトで教材を販売しているが、私は使っていないので評価を控える。

Dr. Ikai's Digital Lab
にある
養豚家の中国語農場

発音の学習材料としてすぐれているもの:
東外大言語モジュール

ALC 中国語発音塾

上記の内容だけでも正しい方法でしっかり学習すれば、中国語教室の門を叩いたときに
「どうやってそんなにしっかりした発音を身につけたのか?」
と講師に質問されるはずだ。(教室を見学したとき、すべての講師にこの質問を受けた。)

そして、市民教室などで広く聞かれる自分勝手な誤った声調を聞くと「助けてくれ」と叫びたくなるだろう。

録音した自分の声と手本との違いがわかるようなら独習でもかなりの成果があがる。なお、これができない人もいるので、そういう人は信頼できる教師に助けてもらうことが必要だろう。

2006-06-17 追記
上記「これができない人もいる」について:
自分の発話が手本と相当に違っているにもかかわらず、その録音と手本とを聞き比べても違いに気づかないということ。声調だけではなく、子音や母音でも同様のことがある。

このような場合には教師はいくら手本を示して「そうではなくて、こうだ」と言っても学習者には通じない。口の中の空洞の作り方や舌の位置、唇の形を説明しなければならない。

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