自主トレ
中国語学習の大先輩である shrimp さんのサイト「中国語を話そう」にいつのまにか「自主トレ参加者募集」のページができている。
shrimp さんは標準的な学習方法を基礎にして自分に合った練習を考案してきた。だから「自主トレ」の内容もごくあたりまえのものだ。何が必要か・重要かがわかっている人は意味のない楽観や悲観とは無縁なものだと感心する。
残念ながら私はこの「自主トレ」に参加するほど学習が進んでいないので、いまのところはひそかに応援させてもらおう。
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関東自主英語学習サークルの古参である「溝の口英会話サークル」に断続的に数年間参加してきた経験が shrimp さんの参考になればと思い、少し書いておく。
・自らの練習場と割り切り、来る者は拒まず、去る者は追わぬがよい。
・他にもたくさんの学習サークルがある。自らの方針をはっきりさせるがよい。
・自らの時間的・金銭的犠牲はできるだけ少なくするがよい。
・実利がなければいつでもやめるつもりで始めるがよい。
・他人は変えられぬ。
・桃李不言下自成蹊。
溝の口英会話サークルは週1回の活動で410回以上続いている。創始者はとうに活動を停止しているし、中興の祖ともいうべき人は活動休止中だ。参加者がわずかニ、三人で参加費収入が会場の使用料に足りないときもあったし、世話人不在で廃止を討論したときもあった。
現在は毎回十数名の参加者を迎え、自主・実利の方針を堅持してますます盛んである。英語の基礎的な技能を少しずつ練習している地味な活動だが、参加することで何らかの「手土産」を持ち帰ることができるので人が集まってくるのだろう。
「この集まりではこういうことをします。役に立つと感じたらまたおいでください。そうでなければご縁がなかったのですね」
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