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2006年7月の7件の記事

文法書で「セカンドオピニオン」

学習書を二冊購入した。近年の参考書は名称が長くなるばかりだ。

「CD付き 中国語の文法ポイント整理」
(本間 史 アルク)
「CD付き 中国語の文法弱点克服問題集」
(本間 史 アルク)

書店で見かけ、なんとく「良いな」と直感が働いた。英語のときでもそうだが、こう感じたときの本はたいていとても役に立っている。

感想は追って書こうと思うが、直感に訴えたのは以下の点だ。
・読みやすい紙面
・発話の心理に立ち入った説明
・重要なことに絞った内容

それから、付属CDの音声はすばらしい。そのまま発音の教材になりそうな出来だ。録音にも透明感がある。

「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」をまもなく一巡するが、この定評ある本とはなんとなく相性が悪い。十年も改訂せずに放置されているのも気になるし、それほど「Why?にこたえ」てくれていないような気がする。

文法書は著者によって説明がかなり異なるので、複数の本を見てみると
「ああ、あれはこういうことが」
という経験をすることもあると思う。

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2006-07-29 教室参加中断計画

四谷三丁目中国語教室は私の職場から近い。現在は金曜夜の授業に出ているが、仕事の後に参加するにはとても便利だ。

ただ、開始時刻が午後8時と遅く、終了は10時を過ぎる。なんとかなるだろうと通い始めたが、思ったよりも身体に厳しいことに気づいた。月曜からの仕事の疲れもあるのだろうが、終わると疲労困憊というところだ。

週末が自由になるからと平日の授業を探したが、事情が許せば週末に出かけるほうがよさそうだ。身体的・精神的に楽だと、学習の成果もあがりそうである。

四谷三丁目中国語教室の金曜クラスは講師の熱意・参加者のまじめさがすばらしいが、最初の10回の参加(申し込みは10回で1単位)でひとまず終了にしようかと思う。

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2006-07-22 四声の問題いつまでも

合理的な学習方法を考えて実践してきたshrimpさんが学習活動「自主トレ」を始めた。shrimpさんのサイトによると、まずまず順調なすべり出しのようで一安心だ。

shrimpさんはサイトの「不定期日記」の記事「四声にうるさい男」で四声に問題のある学習者は多いと書き、さらに以下の引用のように述べている。

でも誤った声調で音読しようとシャドーイングしようと 無意味だし、それはもはや中国語なんかじゃない。

この意見はもっともだと思う。私も学習を始めるときからそう思ってきた。

人間は自分になじみがないことはどうしても軽くとらえる傾向があるのではないか。四声は日本語に存在しないので、「発音に加えるもの」としてとらえがちだ。

これは次のような例(仮想)を考えるとわかりやすいかもしれない。どこかの国には日本語の「さ行」と「た行」との区別が存在しないとする。その国の人が日本語を学習すると、次のような発音をしがちだろう。
「私は今日新宿に出かけて、以前からほしかったバッグをバーゲンで買うことができた」
わさしわ きょう しんじゅくに ぜかけせ いぜんから ほしかっさ ばっぐお ばーげんぜ かうこそが ぜきさ

そして、その国の人は次の言い訳をしてめちゃくちゃな日本語を話し続けるのだ。
「さ行とた行との発音はわが国では区別しないので、日本語はとても難しい」

四声のいいかげんな中国語はこの例よりもずっと始末が悪いということを認識することは大切だ。つまり、意思疎通に使えず、身につけても役にたたないのだ。

以上が悪いニュースだとすると、良いニュースも当然ある。

合理的な学習をすれば、四声を身につけるのはそれほど難しくないということだ。流暢かどうかは別として、たかだか五つくらいの音調なのだから。関東の人が関西アクセントを真似るよりもよほど簡単だと思う。

自分の四声があやしいと思う人は、信頼できる発音の教科書を無心にたどってみるといい。ただし、書いてあることを一言一句おろそかにしないで。

たとえば、第一声は高いだけではない。「十分に高く」「最後までしっかりとその高さを維持」するのが基本だ。

第二声は上昇するだけではない。「中くらいの高さから」「急に上昇し」「最後までしっかりと上り詰める」。

第三声はいいかげんに低く、力が抜けているのではない。「低く低く抑える」「なんだか無理に低いような感じ」が本性だ。だからこそ次に軽声が来ると「ほっとする」。

第四声は日本人には自然に感じることもあるので、なんとなく発音してしまいがちかもしれない。実際には「最も高い音から」「急激に下げる」のが正体だ。

自戒を兼ねて簡単に書いてみたが、次のことを確認するだけでも発音はずっと確かなものになる。
・第一声・第二声は発音の後半でしっかりと声に力が入っているかどうか。
・第三声・第四声は発音の前半でしっかりと特徴を出しているかどうか。

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2006-07-13 nとngともう一つのnと

n の音と ng の音との違いを意思疎通のために識別するというのは日本人学習者にとって脅威である。

先輩諸氏と同様、ずいぶんと意識して練習した。

一つ気づいたことは、n と ng との他にもう一つ「閉じない n」とでも呼ぶべき音があること。

たとえば、「三十五分」というとき、san の n で舌先がしっかりと前歯の裏あたりで呼気をしっかりと閉鎖するならば、続く sh の発音がとても困難になる。

そういうときに母語話者はどうしているのか。

簡単な話で、舌を忙しく動かすことをやめているようだ。

東京外語大学言語モジュール 中国語 発音モジュール 実践篇 「3 ネイティブ並の発音を身につけるために」に説明がある。

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2006-07-08 自分で気づかない

中国語教室で発音を一箇所訂正された。

有(you)の y(i) が強すぎるというのだ。いちばん響くのは o なので、i と u とは不完全な音になるのが正しい。

各種学習材料では i をはっきり出せと強調しているので、私は少々やりすぎてしまっていたようだ。

参考:スペースアルク 中国語発音塾

自分の発音を録音して聞いていても、自らの思い込みがあるとわからないという好例だろう。今後も教師には容赦なく指摘してもらいたいものだ。

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2006-07-03 声、のびのび出してますか

外国語の練習をするとき、声が気持ちよく出ることはとても有益だ。

日本語の発声は音のダイナミズムという点ではけっこうおとなしいようなので、中国語や英語本来の発音で無理をしないためには発声の練習も取り入れるとよい。少なくとも私の場合大きな効果があった。

管楽器や声楽、舞台発声の練習は外国語の習得に役に立つ。ざっと思いつく理由は:
1.楽に声を出すことができ、課題の繰り返し練習にくつろいで取り組める。
2.音に敏感になるので、正しい発音を習得する注意力が増す。
3.中国語では日本語よりも呼気を使うが、無理なく発声ができる。

特に女性は安定した腹式呼吸になっていない場合が多いので、英語や中国語を発声すると響きが薄く輪郭がはっきりしない声になりがちだ。また、話が幼く聞こえて不利である。

腹式呼吸がどのようなものか確信がない人は次の方法を試すとよい。

鉄棒などにぶらさがってゆっくりと深く呼吸するのだ。腕でぶら下がっているので胸式呼吸ができないため、いやでも腹式呼吸になっている。

病気・けが・妊娠中などの人には腹式呼吸の練習が悪影響を与えることもあるのでご自身で注意していただきたい。

「みあーたをもとめて in カナダ - ておしるばにあブログ」の「呼吸」にわかりやすい記事がある。

このblogの作者ははじめての中国語教室参加で呼吸法が重要であることを見抜いている。

また、ALC 中国語発音塾にも腹式呼吸について書いてある。

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2006-07-01 作文添削

前回の記事に作文は文法的にはあまり訂正されないと書いたが、それは一時的なことだった。

今週の授業ではずいぶんと訂正された。辞書を調べればわかることから、教師も説明に困るような
「とにかくそうは言わずにこう言う」
というものまで様々だ。

四谷三丁目中国語教室の主任講師が「文芸春秋8月臨時増刊号特別版 私が愛する日本」のインタビューに答えている。わが教師(在日20年)は
「世界一のサービス」
という印象を受けたそうだ。

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