2006年 印象に残る教材
中国語の学習については今年もいろいろと教えてもらった。自らの貴重な経験を分けてくれた方、有用な書籍を企画・著述してくれた方、便利な機材を開発・製造・販売してくれた方にお礼を申し上げたい。ネットワークの発達で中国語を熱心に学習している方からもずいぶんと刺激を受けた。皆さんの学習が来年も順調に進むよう祈念する。
今年印象に残った学習材料を一部紹介しておく。
・「中国語のエッセンス」(書籍 遠藤光暁 白帝社)
「把」を使った文、補語の位置など、必然性がよくわかる。文法書の多くが旧態依然の内容を繰り返しているようだが、この本は一味違う。
・「初级汉语口语提高篇」(書籍+CD 北京大学出版社)
新出事項を最小限にし、積み重ねを重んじる方針の実用的な教材。録音教材の話し方は適度に速くいきいきしている。訪問した中国語学校ではたいていこの教材を見かけた。中級・高級まで徹底して練習するとかなりの口語運用能力が養えるだろう。
・T20(携帯型MP3再生機 Iriver)
この製品に限らず、携帯型再生機は移動や待合の時間がある言語学習にとって画期的だ。動く部品がないので、部分繰り返しなど安心して何度でもできる。
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