2007-03-04 量質転化
音読で気づくことはいろいろとありますね。
昨日の「自主トレ」での私の音読は満足いく出来ではありませんでした。漢字の発音を直されることはほとんどないんですが、文章として意味が伝わるように読めていないんです。
日本語や英語だと初めて目にする記事でも自然にどんどん読めます。おそらく文章が目に入ったときに文の組み立てがわかるので、声になるときには内容が「自分のもの」になっているからでしょうね。
中国語ではまだそのようになっていない。親しんだ表現がまだまだ少ないんです。
ただ、希望は大いに感じることができます。これまで親しみがなかったニュース記事でも、以前の自主トレ活動で読んだ部分はすらすら読めるようになっているからです。つまり、
人们普遍认为
具体内容包括
进一步扩大援助范围
などといった句は意味・文字・音が一体となって自分のものになっているのでさらりと口から出るのです。
わかる範囲が広がると話す・聞く・読む・書くのすべてが発展していくのは当然のことかもしれませんが、これを実現するために単純で確実な学習方法「自主トレ」を思いついたshrimpさんはスゴイと思う。
言語の学習でも「量質転化の法則」(*1)は真実だと思います(*2)。
*1 質量転化の法則は堀田信弘さんのblog「HottaWorld::「活・喝・勝」」でわかりやすく説明してありました。
*2 正しい方法で大量に、ということです。間違ったことをしてはいけませんね。
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