2007-04-08 発音重視の学習をすると
中国語では発音が大切(どの言語でもそのはずですが)と多くの入門書に書いてあったし、英語を使う上で最後の難関が書くことと並んで聞くことなのが判明したので、発音学習にはいろいろと工夫をして時間もかけました。
その結果どうなったかというと...
端正な普通語なら、ピンインでどんどん書き取ることができるようになりつつあります。早口の口語だと音の省略などがあって手が出ませんが、教材や全国ニュースならまずだいじょうぶ。しかし、ピンインから漢字にすることができません。語彙数がまったく足りないんです。
文字にできないというのは、次の二通りがありますね。
1.文字そのものを知らない
2.知っている文字が組み合わさって句になっているが、その句を知らない
2.は、たとえば「承认」といった句です。cheng も ren もわかるんですが、この二つを組み合わせて使うというのがわからない。
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語彙はとっさに使えてこそ意味があると思っているので、語彙の詰め込みはいまのところするつもりはありません(読むためや検定試験には有効かもしれませんが)。
学習を始めたころには、出会うものすべてが「新出単語」だったわけですが、単語を記憶するという意識はなかったはず。単語も文の中で覚えていったわけです。もう少しの間この路線を試してみましょう。
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