« 2007年6月 | トップページ | 2007年8月 »

2007年7月の9件の記事

2007-07-23 先輩がいました

昨日の投稿で知ったようなことを書きましたが、クリリンさんがすでに何ヶ月も前に同じことを書いていました。

ブログ「音楽家(自称)より愛をこめて」の 2007-03-30 「昨日の気温+今日の=56度」です。

わかりやすい概念図がさすがですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007-07-22 なめらかに読む

中国語学習活動「自主トレ」では会話・ニュースを何度も口に出すことが活動の中心です。読んだり暗唱したりするときには、一瞬の間に様々な要素が詰まっていると思います。
・内容がわかっていないと自然に口から出てこない
・母音・子音は正しく
・声調も正しく
・そして、重・中・軽のアクセントも正しく
・さらに、間合いは意味にしたがって
・そのうえ、緩急も自然に

「そこまでやらないとダメか?」
という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、なあに、棒ほど願って針ほどかなう。そして、こうして努力してこそようやく(どんなときでも)意味が通じるように話せるようになると思います。

「あ、こいつとは普通語で話ができるな」
と相手に思わせるには、かろうじて通じる普通語ではなく、やはり少し余裕がほしいところです。


このブログで何度も紹介している「中国語発音塾」(赤羽陽子、スペースアルク)や「東外大言語モジュール」には音の強弱についてとてもわかりやすい説明があります。発音は良くなったけど、(自分の中国語が)なんとなく違うなーと感じる方はぜひ参照してみてはいかがでしょうか。

中国語発音塾 最終回 音の強弱
・東外大言語モジュール 中国語 発音 実践編 3.4~ ストレスパターン 


ニュースを読むときなど、速度ではどうしてもプロのアナウンサーには追いつけません。ここでがんばりすぎると全体に粗雑な普通語になってしまいます。それに、あせっているほどには速度が出ません。単独の音を次から次へと追うよりも、音と音とをなめらかにつなげるようにする気持ちで読むと結果としてスピードに乗って自然に読めるようです。語ではなく語句を、語句でなく節を、節でなく文をつかまえる感じです。

SCせんせーもこの点を鋭く突いていますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

教材を選ぶにあたって

教材についてのお問い合わせをときどきいただきます。使ってみた教材についてはブログに何らかの形で感想を書いていますが、その内容について下記のことを心に留めていただければ幸いです。

【情報はすぐに古くなる】
言語教授の世界も変化が早く、昨日の名著といえどもすぐに今日の新しい研究成果に追い越されます。この文章を書いている最中にも優れた教材が世に出つつあることでしょう。

「教材と辞典とは新しいほうがいい」というのが私の基本的立場です。何十年にわたって山のように教材が出版・開発されてきた英語教育でさえ、この数年の進歩は大きいものです。日本で中国語学習が注目されるようになってからまだ数年ですから、今後優れた出版物・教授法が次々と登場することは間違いありません。

【人によって好みが違う】
ある人が絶賛する教材が他の人にはそれほどでもない、ということはごく当然のことだと思います。学習の履歴や評価する点は人それぞれです。私の選択は次のような点を重視した結果です。

・説明が本質的で切込みが鋭いもの
「○○は××です」という紋切り型の記述や、過去の出版を糊・はさみで組み合わせたような教材は好みません。なぜそうなるのかを解き明かす教材に強く惹かれます。

反面、この基準で選ぶと「とにかくこの本を使っておけば大丈夫」という(無難な)教材を求める人には合わないものもあるかもしれません。

・実践的なもの
学習者が使ってどれだけ役立つかを考えている教材が好きです。

・読みやすいもの
見出しや構成が明快で、紙面に余裕があるものが好きです。

90点の教材を使っていいかげんに学習するのと、60点の教材を使って徹底的に学習するのとでは、後者のほうが成果が出るのは間違いないと思います。学習するのは教材ではなく、学習者なのですね。私は実のところ、しっかりしていると自分で思えるものなら、どれを使っても大差ないのかな、と思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007-07-16 卓見

以前紹介した「クリリンが中国語を学ぶと」に中国語の発音についてとても参考になる意見がありました。内容については原文を読んでいただいたほうが早いのでURIを表示しておきます。

発音(中)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

書籍さしあげます

本の置き場が苦しくなってきましたので、少し処分しています。
もしよろしければ下記の本をさしあげます。ブックオフなどに持っていっても「グラムいくら」なので、読んでいただけるなら幸運です。

1女は中国語でよみがえる 佐藤嘉江子 はまの出版
2女は中国語でよみがえる2 <勉強編> 佐藤嘉江子 はまの出版
3中国の子供はどう中国語を覚えるか 李凌燕著 松村公子編 はまの出版

1・2はまずまず参考になります。学習の先輩がどのようにしたかを読むと元気が出ますね。3は私にとってはさほどおもしろくありませんでした。子供の言語習得と成人の外国語学習とはだいぶ異なった主題のようです。

ご連絡いただいた方のうち一名に三冊まとめて進呈します。受付期間は一週間程度を考えています。宅配便・ゆうパック等による発送も可能です。

あと、以前にお知らせをした電子辞書も残念ながら引き取り手がないままになっていますので、希望される方はご連絡をお願いします。

キヤノン V70 完全動作品(保障期間は切れています)。無料。小学館の辞書が古い(初版)なのですが、英語の辞書として使うというのもアリです。

メールアドレスはブログの「プロフィール」に表示してあります。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007-07-15 学習の中の楽しさ

外国語を学んでいて楽しいことはいろいろとありますね。

そのことばを使って話ができるのはなによりですが、その他にも「あ、良かった」と感じることがあると思います。もやもやしていたことが何かのきっかけではっきりするのは私の大好きな瞬間です。


「也」という語は「就」などと並んで、いまひとつ使い方に自信を持てないものでした。初級用の教材にもたびたび登場していたのですが、辞書をはっきり見ていなかったのが良くなかったのですね。

問題集を解いていて、再び出会いました。

就是困难再大,我不怕。(中国語の文法ポイント整理、本間 史、アルク、強調はShira)

こんどこそ、と思って辞書で見てみました。ああ、ちゃんと説明してあるじゃないですか。

事実や仮定にかかわりなく、結果は同じことだということを表す
(小学館 中日辞典 第二版 p1738)


我要饿死了。(中国語の文法弱点克服問題集、本間 史、アルク)

さて、「要」と「快」とはどう違うのか。こんどは問題集の解説にこうあります。

"要"は「このままいけば~ということになる」という意味を表します。

なるほど、「すぐに~になる」という「快」とはちょっと違うではないですか。

このようにぐっさりと印象に残る説明があると、ものすごく得をした気がします。

基本的な語ほどしっかりと辞書を引こうと決意を新たにしました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007-07-10 読む

同じ会社ながら違う部署に来て2ヶ月半。英語で文章を書くことが多くなりました。

特に書く練習をしていたわけではないんですが、不思議とさらさらと書けます。不慣れな人が書いたものは真っ赤っ赤になるほど添削しちゃいます。まあ、添削ではすまなくて書き直しになることが多いですが...。やはり地球半周分の言語・文化の違いは大きい。

雑誌や論説、国情レポートなんかを英語で読み続けているから、自分が書いたものが良くない出来だと、
「いつも読んでいるものほど自然じゃない」
と感じることができるみたいです。

書くことの訓練は書くことだけだ、と思っていましたが、読むのもだいぶ重要なようです。

もちろん中国語でもそうでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007-07-01 ボロボロになった辞書

今は中国語も英語も辞書はコンピュータ上で使っています。出先では電子辞書。紙の辞書の出番はほとんどありません(翻訳や研究をするとなると話は別でしょうけど)。

電子辞書に移行する前には紙の辞書を使っていましたが、私の辞書はとてもきれいでした。理由は簡単です:
・ていねいに使う
・改訂がなされるとすぐに買い換える

ページの角が折れていると目的の語をすばやく見つけにくいですね。角が折れてぶくぶくになった辞書は苦手です。あと、個人的な好みとして、道具は丁寧に扱いたい。

よく使う辞書に改訂版が出るとすぐに買い求めていました。信頼できる辞書を編集した人(出版社)がたいへんな作業の結果として出した改訂版なのだから、私も信任投票として買わないわけにはいきません。新しいものはまず間違いなく使いやすくなっているし、誤りは直してあるし、研究の成果が反映されています。

この方針が固まったのは英語の学習をしているときでした。ロングマン現代英語辞典(LDOCE)がセンセーショナルな登場をしてから第四版まで発売と同時に購入してきましたが、改訂の内容はたいてい合理的だと感じました。次の版が出たら手元の旧版は捨てることになるので、せっせと引くようになるのかもしれませんね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007-07-01 学習者リンク

若くして中国に留学したクリリンさんのサイト「クリリンが中国語を学ぶと」は全体の量こそ少なめだが、内容は興味深い。

中国語の学習方法は時代と共に発展するべきだというクリリンさんの宣言はとても心に残ります。

前の人が1を2に発展させた。ならば「あなた」には 2を3に発展させてもらいたい。そう願ってこのHPを作ったのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年6月 | トップページ | 2007年8月 »