2008-03-12 中級漢語口語
「中級漢語口語」に取り組んでいます。1・2・提高 の3部冊で、各巻にCDが2枚付いています。
現在1(全20課)の第7課まで来ました。「中国語の文法 弱点克服問題集」(本間 史、アルク)を3回、「中国語のポイント整理」(同)を2回消化しながらでしたので、進み方はちょっとゆっくり。
中級1の第1~第6課は初級からの移行期という感じで、内容はそれほど多くありません。正直なところ、
「初級とどこが違うのかな」
と思ったくらいです。
第7課くらいからは新出語も出始めて、手応えを感じます。
この教科書のあなどれないところ(というか、やさしそうな口語の落とし穴)は、さりげない副詞の使い方ではないかと思います。
都・就・也・再・更・越・只 といった語が短い会話文にするっと入り込んでいます。自分で中国語作文をすると抜けてしまいそうなものばかり。こうした語にも中国語の発想が埋め込まれていそうです。
中国人の友人に教科書を見せたところ
「(実際に使うのに)まったく問題ない内容」
「まさしく現代の口語」
という意見をもらったので、安心して取り組んでいます。
私の使い方は、今のところ下記のようなものです。
1.教科書を見ないで聞き、わからない箇所を辞書で引く
2.辞書で拾った語が正しいかどうかを教科書で確認
3.一区切り(2~5秒)で自動反復再生にして、同時に言えるように練習。
・自分で瞬時に言える表現は10回程度
・なじみのない表現は数十回(何日かに分けて)
4.本文を日本語に訳し、それを元に本文を再現します(筆記)。
5.教科書で確認し、日本語に影響されて誤った箇所・中国語特有の表現を復習
6.次の課に進んでから、上記3の方法で前の課の復習をする。
1・2は発音の練習にもなっています(正しく聞き取らないと辞書を引けない)。また、通勤電車の中で可能です(デジタル音楽プレーヤ+電子辞書)。
3では自分の声をときどき録音して教材と比べます。
6ではしばらく間を置いてからの練習で学習の定着を図ります。
大切なこと:成果を検証し、その経験から学習方法の仮説を立て、実地で試していきます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント