« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月の9件の記事

2008-03-30 優良学習法ブログ

このブログのリンク表示を少し整理しました。新たに「中国語学習法」というカテゴリを作り、これから学習をしようという方・学習法を考えている方に特に役立つものを集めてみました。

新たに追加したのは
chstdさんの「35歳からの独学中国語会話-中検2級」です。このブログを読むと、正直なところ嫉妬というか自分の無力を感じるというか、まあ、降参~というところですね。私が4年もかけてぐずぐずと取り組んできたことをさっさと片付け、だらだらと書いてきたことをはるかにわかりやすくまとめています。

ブログの内容を一部引用します。

ですので、検定試験対策のための学習はしていません。
日常会話能力さえ磨けば必ず合格するはずだと考えて学習していました。

ブログを日記形式ではなく、ウェブサイトのような構成でまとめてあるのが非凡だと思います。私も自分が書いたことを少し整理しなければと思いました。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008-03-20 書き言葉

話し言葉と書き言葉とが大きく違うのは中国語(普通語)の特徴の一つですね。どの国の言葉でも話すときと書くときとでは違いはありますが、中国語では単語(文字)や語法もけっこう違うように思います。

中国語の学習を始めたときから発音・口語重視でやってきました。私が中国語を使うときには口語が重要なことと、文が単純で練習しやすいからです。

最近になって、少しは読む練習もしようと思い立ちました。口語の教科書や文法書の例文で練習するだけではなく、中国語を「呼吸するように」学ぶためには読むことも欠かせません。

英語の雑誌を二十年以上も定期購読していますが、就職してからいきなり一般誌(TIMEやThe Economist)を読めたのも中学・高校で教科書の英文を読んできた下地があるからなのでしょう。それなら、中国語でも似たようなことをしたほうが賢明かもしれません。

というわけで、「聴く小学生の中国語 楽しく学ぶ4・5年生の教科書」を買ってきました。これはたしか Marieさんのブログ に紹介があったと思います。

中国語を母語とする人に見せてみたら、
「最近の小学生の教科書は難しいね!」
とのことでした。たしかに大人が中国語学習に使っても退屈しないだけの内容です。

朗読のCDが付いていますが、読み手がけっこう淡々と読んでいくのが良い点です。初級教材にありがちな極度に遅くて舞台発音のように明瞭な発音ばかりでは、中国人を相手にした中国語に慣れることができませんから...。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008-03-20 声門閉鎖

「アタマで知り、カラダで覚える中国語の発音」・「発音の基礎から学ぶ中国語」といった人気教材で触れていない母音発声時の声門閉鎖。おそらく重要性はそれほどでもないと著者は判断しているのでしょう。あまりたくさんの課題があると、学習者は基礎的なことにじっくり取り組めないと考えているのかもしれません。

ですが、声門を閉じた状態から母音(声母)を出すのはそれほど難しいとこではなく、すぐに慣れます。習慣になると、「正しいんだけど、なにかが違う」という自分の発音が一歩「らしく」なるのは間違いないと思います。

「中級漢語口語」の第7課、「你可以寄"特快专递"」の(三)、玛丽 の「啊」「哎」は声門閉鎖の良い例ですね。感嘆詞なので感情が入っていて、音のアタック(出だし)がはっきりと聞こえます。こうした例で一度どういうものかがわかると、感嘆詞だけではなくいかなるところでもこの発声方法になっていることに気づきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008-03-20 リンク追加

hihi64さんの「中国備忘録」をリンク先に追加しました。

単なる中国事情説明にとどまらず、鋭い分析が光ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008-03-14 大いに語る夕べ

私が中国語を学んでいるのを知った友人が、かつての同僚(中国人*)を紹介してくれました。私の勤務先近くの鳥料理店**で夕食会にしましたが、とても楽しい会になりました。

普通語の発音を大変ほめてもらいました。私の言うことが一度で伝わらなかったことは皆無でした。

このブログで何度も主張しているんですが、発音学習をしっかりしておくのは、きれいな発音で話すためではありません。何か言ったときに「必ず・一度で」伝わるようにしたいためです。私が気楽に話しても、相手が聞き返したり一瞬首をかしげたりしないようにするのが目的なのです。

外国語を使うのはけっこう大変です。音・文法・修辞、さらには発想までが違います。超高速で頭脳を使うのですから、練習が一番楽な発音くらいは「楽勝」でいきたいではないですか...。

* 英語・日語堪能(というか、日本語は日本人そのもの状態)
** 安くておいしくて、好評。
*** こんなふうに注を付けるのは、cowleyさんの影響。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008-03-12 中級漢語口語

「中級漢語口語」に取り組んでいます。1・2・提高 の3部冊で、各巻にCDが2枚付いています。

現在1(全20課)の第7課まで来ました。「中国語の文法 弱点克服問題集」(本間 史、アルク)を3回、「中国語のポイント整理」(同)を2回消化しながらでしたので、進み方はちょっとゆっくり。

中級1の第1~第6課は初級からの移行期という感じで、内容はそれほど多くありません。正直なところ、
「初級とどこが違うのかな」
と思ったくらいです。

第7課くらいからは新出語も出始めて、手応えを感じます。

この教科書のあなどれないところ(というか、やさしそうな口語の落とし穴)は、さりげない副詞の使い方ではないかと思います。
都・就・也・再・更・越・只 といった語が短い会話文にするっと入り込んでいます。自分で中国語作文をすると抜けてしまいそうなものばかり。こうした語にも中国語の発想が埋め込まれていそうです。

中国人の友人に教科書を見せたところ
「(実際に使うのに)まったく問題ない内容」
「まさしく現代の口語」
という意見をもらったので、安心して取り組んでいます。

私の使い方は、今のところ下記のようなものです。
1.教科書を見ないで聞き、わからない箇所を辞書で引く
2.辞書で拾った語が正しいかどうかを教科書で確認
3.一区切り(2~5秒)で自動反復再生にして、同時に言えるように練習。
 ・自分で瞬時に言える表現は10回程度
 ・なじみのない表現は数十回(何日かに分けて)
4.本文を日本語に訳し、それを元に本文を再現します(筆記)。
5.教科書で確認し、日本語に影響されて誤った箇所・中国語特有の表現を復習
6.次の課に進んでから、上記3の方法で前の課の復習をする。

1・2は発音の練習にもなっています(正しく聞き取らないと辞書を引けない)。また、通勤電車の中で可能です(デジタル音楽プレーヤ+電子辞書)。

3では自分の声をときどき録音して教材と比べます。

6ではしばらく間を置いてからの練習で学習の定着を図ります。

大切なこと:成果を検証し、その経験から学習方法の仮説を立て、実地で試していきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008-03-09 聞き取り

shrimpさん主催の「自主トレ」に一年参加して大きな収穫がありました。熱意ある学習者がたくさんいることを知るだけでも励みになります。聞き取りでも、ライバルがいるとなんとか時間をやりくりして取り組むものです。

メール等を使った「自主トレ聴写専科」が続いていますが、しばらくはニュース以外の材料を聴いてみたかったので聞き取りの材料を自分で探してみました。

市販の聞き取り教材に対しては少し不満があります。簡単な内容を普通の速さで(一般の中国人が話す速度で)録音した教材が見つかりにくいのです。
A 入門用の教材  内容が簡単・速度が遅い
B 上級用の教材  内容が難しい・速度が速い
上記二種類の教材は手に入るのですが、その橋渡しになるものが見つかりません。

C 簡単な内容で速度が速い(手加減なし)
D 難しい内容で速度が遅い
こんな教材があれば、将来ドラマ(猛烈に速いせりふもある)や論説番組(内容が濃い)を聞くときに役立つように思いますが、どうでしょうか。

それでも、「中国語ジャーナル」のニュース教材は雑誌収録用に読み直したものが主ですので、上記Dに該当するといえるかもしれません。

私は反応速度を上げるために、Cにあたるものを探しています。「中級漢語口語」(北京大学)は日本作成の教材よりは速いですが、それでもまだまだです。ドラマや映画はなかなか役に立ちますが、一部分を録音して切り出すのがけっこうめんどうですね。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008-03-08 発音教材

「アタマで知り、カダで覚える中国語の発音」(日下恒夫 アルク)を購入しました。この本の第二部は中国語ジャーナルに連載になっていたので、同誌のバックナンバーを6冊買ったことがあります。

中国語の発音教科書を何か一冊と尋ねられれば、この本を挙げる人は多いと思います。この本の強みはいろいろありますが、主なところは次のようなことでしょうか。
・必要なだけの情報量を盛り込んでいる
・発音の習得は難しくはないが、手軽ではないと主張している
・第一部で基礎、第二部で完成という手順を踏んでいる

良い教師に付くか、定評のある発音教科書・ウェブサイトを使って学習し、自分なりの疑問が出てきたところでこの本を使うととても効果があるように思います。

声門閉鎖については必要性を感じなかったのか、記述がありません。

一通り発音の学習はしてきたので、この本を買う必要が本当にあるのかはよくわかりませんでした。しかし、手に入れてみるといくつか重要なことに気づいて、買って良かったと思います。一つの本に書いてあっても気に留めなかったことが、他の本でよくわかるということもありますね。こうした「拾いもの」をすることも学習には必要なのでしょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008-03-02 異文化

仕事関係で講演会に参加しました。話者は米国人2人で、内容は外国進出企業の安全対策について。日本人相手だからゆっくりと話したこともあるかもしれませんが、一言一句活字が目の前に出てくるように聞けました。あの速さなら30分くらいシャドウイングができるかもしれません。

逐次通訳がつきましたが、この通訳氏は発表者が言ったことをすべて完全な日本語に置き換えて伝えてくれました。これが聞いている方には少々疲れるのです。英語特有の具体的で細かな表現をそのまま日本語にするとけっこう不自然なのだと思いました。

直訳調ではなくて自然な(訓練を受けた通訳ならではの「定石」を生かした)日本語なのですが、それでも「くどい」のです。

米原万里の「不実な美女か貞淑な醜女か 」という表現を思い出しますね。主題の決まった講演会という「場」が共有できているので、場・文脈に強く依存する日本語ではなにもかも訳す必要はないのでしょう。

すべてを訳出しようとする通訳者のわずかなあせりが伝わってきて、聞いているほうはちょっと疲れちゃいました...。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »