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2008年9月の8件の記事

2008-09-27 ほら、あれだよ、あれ

物の名前にはその国の文化・歴史が詰まってますね。

「中級漢語口語」の補充問題に「餃子の作り方」というのがあるのですが、単語を日本語にするのが難しい...。

「剂子」 jìzi というのが出てくるのですが、これは餃子の皮一枚分の小麦粉のかたまりのことなんですね。めん棒で延ばすと皮になるやつです。これに対応する一語の日本語を探してみたのですが...

ウェブサイト「極・餃子道」の皮の作り方では
「写真1ぐらいの厚さにカットしていきます」
と表現しています。

餃子職人のおいしい餃子レシピ」でも
「この棒状にした生地を一枚分の餃子の皮に切り分けます。するとこんな感じになったかと思いますので」
と、写真に任せていますね。

これが、中国語の教科書だと
「剂子」
で片付いています。

さすが餃子発祥の地...。

ああ、明日は餃子にしようかな...。
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今日の一曲 KT Tunstall で Black horse and the cherry tree
伴奏をする仲間がだれもいなかったら...自分でやるまでのこと。ループ録音機は日本製です。最後の盛り上がりがすごい。

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2008-09-21 教科書を再入手

通勤時間の学習時間は貴重なので、手ぶらの日がないように「中級漢語口語 1」を買ってきました。神保町の東方書店では「2」と「提高」があって「1」がない。内山書店に行ったらありました。運送費・保管費・売れ残りリスクがあるとはいえ、本国で50元のものが 3,675円はちょっと高いですね...。私は定評のある教材は通信販売でまとめ買いするようにしています。

附属CDが2枚から1枚になっていました。音声だったものがMP3になっています。表紙には注意書きがないので、CD再生機器だけを使っている人は買ってびっくり...ではないでしょうか。私の場合には音声CDからMP3を作る手間が省けて便利です。

※ 便利な原稿起こし再生ソフト「おこしやす2」は簡体字のファイル名が読めずにエラーになります。ファイル名を英数字にしたら解決しました。

書店で同じシリーズの「准高级汉语口语」を見つけました。中級を終えてもそう簡単に「高級」には行けないのですね...。このシリーズの英文解説は相当に怪しいのですが(母語話者チェックを通っていないのがみえみえ、突っ込みどころ多数)、「准高级」を「Quasi Advanced」としているのには苦笑いです。

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今日の一曲は Elton John の Goodbye Yellow Brick Road 。天才的なメロディ職人の Elton John の作品でも特に好きな思い出の曲です。

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2008-09-20 教科書を失う

通勤電車の網棚に教科書を置いてきてしまいました。傘とMP3プレーヤとで手がふさがっていたんですが、どうしても確認したいところがあって「初級漢語口語」をかばんから出したんですね。そして、電子辞書も見たかったので本を網棚に直接置いたのです。こんな置き方をしたのは初めてだったので、かばんを網棚から下ろすときにやはり忘れてしまいました。

全20課のうち19課まで進んだ、愛着のある教材だったので残念です。単に紙を綴じただけの物体ではなく、私の学習の友だったので...。

復習もするので、なんとか時間を見つけて買いに行こうと思います。

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今日の一曲は Bette Midler の The Rose です。心にすっと入ってくる名曲。聞くたびに同名の映画のエンドロールを思い出します。


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2008-09-15 習得に長くかかった音

「初级汉语口语 1」の録音教材(附属CD)の録音は端正な中にも生き生きした普通話です。普段は気づかないのですが、日本制作の初中級教材の録音と比べると(部分によっては)なかなか速く、強弱アクセントや声調の変化(強調・弱化)が登場します。良い教材・好きな教材を使っていると、苦手なことや気になっていることの克服にも良い影響がありますね。これまでなんとなく通り過ぎていたところでも、ある日「ん?」と問題突破の扉が聞こえてくるときがあるんです。

最近になって ü の音を出すのが楽になるという収穫がありました。できてみると
「なんだ、こうすればいいのか」
という程度のことですが、楽に正しく出せるようになると例文を一気に口に出すのも楽になり、多方面に良い影響がありますね。

もう3年も前に ü を出す二通りの方法で迷ってからなんとなくモヤモヤとしていたのですが、唇を緊張させずに鋭い音(狭い音)が出るようになったのです。あくまで私の個人的な感触なので、他の人には参考にならないはずですが、
・以前・・・上唇の筋肉を若干緊張させて、わずかに「締める」つもりで発音。唇を突き出さない。
・現在・・・「締める」意識を持たず、唇の内側(呼気が通るところ)を意識して発音。唇を突き出さないが、自然に細くなるのは妨げないつもりで。

私の気の持ちようだけの違いですが、出てくる音は自然になり、なによりも気楽に発音できるのが収穫でした。「狭めよう」とするよりは、「狭くなった結果を感じてみよう」という姿勢がうまく働いたようです。このあたり、楽器や運動にも通ずるところがあるはずです。

話すときに妨げになる苦手意識を遠ざけるためにも、発音に対する感覚は鈍らせてはいけないと思いました(美しい発音をめざすためとは目的がちょっと違います)。

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今日の一曲 Sheryl Crow featuring Sting で Always on Your Side
二人の表情がとてもいい。叫ばずとも伝わるものがある...。Crow の声はこんなに魅力的だったっけ。

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2008-09-15 進歩について

学習の手応えをどのように得るかは学習者によってさまざまだと考えます。どんなときに進歩を実感するのかという尺度は自分だけのものなのでしょう。インターネットの恩恵で多くの熱心な学習者の記事を読む機会がありますが、進歩のとらえかたは人それぞれだと感じます。

ある人は検定試験が励みになると言います。ある人はドラマ・映画がわかるようになって進歩を実感したそうです。普通話で会話をすると大きな達成感があるでしょうし、以前よりもずっと多くの中国語の本を読めるようになったと気づく人もいます。

進歩のとらえかたが多様だということは、学習方法についての考え方・感じ方も当然学習者によって異なるのだろうなと今更ながらに思い当たります。

他の人の学習方法や書籍による(学習方法の)知識は大いに参考にしながらも、ある種の自信をもって「勝手に」学習するのも悪くないはずですね。このブログでいろいろと書きつづっている学習方法は「私の」方法であって、他の人に安易に勧めるわけにはいかないぞ、という(当然の)ことにふと気づき、とりあえず書き留めておきたくなりました。

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2008-09-14 ようやく貯まってきました

「中級漢語口語 1」が19課(全20課)まで来ました。これでようやく3分冊の1冊です。次の1冊は今年中には終わらないでしょうね...。

私の主な学習方法は「手本と同時に言ってみる」です。後追いの繰り返し ( repeating ) や聞きながらの後追い ( shadowing ) と違って、記憶しないと言えない・速度を強制されるという点で負荷が高く、自分の弱点がよくわかります。

最近は以前の課の復習に少し変化を付けてみました。繰り返し再生をときどき止め、類似の表現を作文してみるのです。やってみると意外に自分の言いたいことをいろいろと表現できるようになっています。ようやく種々の口語表現が「自分の手持ち」になってきた感じですね。

これは昔々英語で味わった感触です。こうなってくると学習が「滑走」段階から「離陸」するように思います*。学習を始めたときの目算ではもっと早くこの感触をつかめるかと思っていたのですが、容赦ない年齢の波・公私多忙で時間がかかりました。今後もこうした障壁は増えていきそうですから、学習時間をひねり出す工夫をする必要がありますね。

* 世間で言う breakthrough (壁の突破) という感じではありません。もっと地味で、ゆるやかな変化のように思います。0 から 1 ではなく、 1/5, 1/4, 1/3 ... という感じですね。

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今日の一曲 Alanis Morissette の Everything
この突き抜けた表情...。

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2008-09-06 これから学習する方へ

中国語の学習を始めよう・始めてみようという方へ

指導者や参考書が何年もの間繰り返してきた「受けが良い」表現について私なりの解説をしてみます。

・「中国語は発音が難しい」
これは、「漢字は見ると意味がわかるものは多いが、発音はまったくわからない」というあたりまえのことをエラソウに伝えているだけですね。中国語の発音が世界の諸言語の発音よりも特に難しいということありません。日本人にとっては英語の発音よりも楽でしょう(少なくとも息・唇・舌・口腔の用い方という点では)。

・「発音をものにすればすべてはだいじょうぶ」
「コンニチハ・サヨウナラ・コレイクラ?」よりも内容のある中国語をまじめに学習した人はこんな無責任なことは決して言わないでしょうね。漢字だけを使い、何千年も外部の影響を排して高い文化を育んできた言語が一筋縄でいくわけがありません(そうそう、この「一筋縄」みたいな表現もわんさとあります)。

・「声調(四声)を間違えると全く通じない」
日本語には中国語のような声調がないので、それを強調するとこういう言い方になるのでしょうね。間違いではありません。ただ、重要性を意識して正しく練習すれば声調の習得はそれほど難しくはありません(どうしても習得に時間のかかる人はいますが)。
「日本語ではナ行とラ行とを区別する必要があります」という程度の内容を言っていると思ってみればいいでしょう。

・「十億人と話せるから、世界人口の六分の一と話せることになる」
何億人と話せても、自分が話をしたい時・場所・場面で役立つかどうかが問題ですね。この点では英語が圧倒的に広く役立ちます(オーロラを見に行っても南の島に行っても砂漠に行ってもかなり通じます。少なくとも中国語よりはずっと)。

・「日本人は漢字を使うから有利だ」
これは真実ですね。漢字以外の文字を使う人に比べると、漢字を脳内で処理する速度は比較にならないでしょう。手書き・コンピュータ入力にかかわらず書くのも圧倒的に有利です。

・「日本人は漢字がわかってしまうから不利な面もある」
これも正しいようですね。発音を軽んじたり、文法・語法をしっかり身につけなかったりする弊害がありそうです。あと、思っていることをとにかく口に出して言ってみるという姿勢が欠けるのは日本人外国語学習者に共通する弱点でしょうね(遠慮してしまう・完全を期す、等で)。

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2008-09-06 簡体字

簡体字には
「よくぞ思い切って(ここまで切り詰めた)」
と思うものがありますね。学習を始めた頃に見た 几・业・杂・书・个・儿・华 など、強烈な印象でした。

古来から表意文字として伝わってきた漢字を、漢字の元締めである中国がこんなにしちゃっていいのかと思う人もいるでしょう(私もけっこうそう思います)。

ただ、日本の漢字もけっこう省略されていますね。区・渋(區・澁) のように大胆に略したものもあるし、臭・突(本来の「犬」を無視)のようにわずか一画を減らして漢字の成り立ちを無視してしまったものもあります。

程度の問題なので、簡体字を感情的に批判するのはちょっとどうかな、というのが私の立場です。

簡体字の「ごんべん」(例:说)や「しょくへん」(例:饭)、「もんがまえ」(例:问)などはメモを書くときに使いたくなります。

台湾や香港に旅行して 圖 劃 臺 灣 龜 鹽 といった字をごくあたりまえに使っているのを見ると、けっこう大変だと思いますね。

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