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2008年10月の5件の記事

2008-10-28 誤用から学ぶ中国語

「中级汉语口语」の2巻に進む前にちょっと違ったことをしてみようと思い、「誤用から学ぶ中国語」(郭春貴)を読んでいます。時間を決めて規則正しく進めるとどんどん読めるもので、1ヶ月で20課近く進みました。

この本はよく読むとなかなか良い説明が多いですね。「了」についてなど、「中国語のエッセンス」で遠藤光暁教授が鋭く解き明かしたのとはまた別の角度から実例に則した解説があって楽しく学習できました。中国語を母語とする研究者が日本で中国語を教えた経験が生きているように思います。

「誤用から学ぶ中国語」を購入したのは2年ほども前でした。今になって使い始めたわけですが、参考書と学習者との「呼吸」が会うとき(秋)というのがきっとあって、今がそのときなのかもしれません。
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今日の一曲は Shelby Lynne で Your Lies。うーん、強力です。

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2008-10-24 学習継続中

前回書き込んでから少し間が空いてしまいました。おかげさまで毎日の学習時間はなんとか確保しています。電車とカフェ・ベローチェ様々です。

中級漢語口語三分冊の第一巻を終えたので、次は第二巻かなと思ったんですが、このあたりで少し違うことをしてみようと思いました。

以前に買っておいた「汉语中级听力教程」(北京大学出版社)を聞き始めました。ピアノなどの楽器の練習でも、中心的な教科書の合間に違う種類の教材を「間にはさむ」やり方は効果があるようですね。

この教材は簡単な説明的文章で構成されていて、会話文でもなく随筆でもない「乾いた正確な文章」という感じですね。たとえば第一課は北京大学の敷地内の案内です。具体的記述を重ねていくという中国語の特色が良く出ていました。録音吹き込み担当は「初級漢語口語」の録音教材に登場していた人で、表情があって聞くのが楽しみな声です。
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今日の一曲はボサノバギターの奇才バーデン・パウエル(Baden Powell)の演奏で悲しみのサンバ(Samba Triste)。超絶技巧はすべて音楽のために。強靱なリズムが圧倒的です。パウエルは大好きで、小学生のころからずっと聞いてレコードがすり切れてしまい、CDの復刻版が出てとてもうれしかった。こうして映像で見ることができて感無量です。

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2008-10-12 微妙に違う文字

十月は仕事で恒例の行事があって、なかなか落ち着いて中国語の学習ができません。10月11日に会議、12日は親睦ゴルフ、13日はバス旅行、14日は同時通訳入りの会議と盛りだくさんです。日本国内業務で連休にこんな予定を入れたら不満だらけでしょうけど、外国に赴任している仲間は日本出張で昔からの仲間に会ったり免許の更新ができるので、あわただしいながらもそれなりに楽しみにしているようです。

簡体字についての学習書もあるようですが、.私は入手せずにきてしまいました。いまだに日本の字と違うものに気がつく日々です。最近ではドラマ「华丽冒险」の「冒」が日本の字と少し違うのに気づきました。入門の教科書に出てくる「感冒」で見落としていたんですね。それから「投」のつくりの上半分に「はね」がないこと、「考」もちょっと違うこと、「器」にテンがあることなど(ブログ上では日本の漢字で代用されて表示されているかもしれません)。

私が使っている電子辞書 キヤノンG90 では拡大表示だけでなく、特大表示で筆跡アニメーションもあるので便利です。入門の教科書に出てきて「これなら知っている」という基礎的な文字こそ重要なので、ときどき辞書で調べるといろいろと発見がありますね。そうそう、最近復習した「餃子の作り方」で出てきた「就着蒜吃」で「就」の別の意味を知りました。

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今日の一曲 Kim Richey の A Place Called Home。この歌詞にはこの曲しかない、と思わせます。Kim Richey はアルバム Glimmer が数年前に経済誌の「今年のベスト」で紹介されていて知りました。この曲の他にも好きな曲がたくさんあります。

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2008-10-05 発想の違う言語

中国語を学習する人すべてにおすすめの名著「日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」(王浩智 東京図書)で読んだことを実際に追体験しつつあります(同書については過去の記事で取り上げています)。

「中級漢語口語 1」の第十三課の補充教材「餃子の作り方」は日中の発想の違いを知る良い例になりました。内容を聞いて理解し、自分で話せるようになっただけでは発想の違いの怖さはなかなかわかりませんね。中国語文を自分で自然な日本語にして、それを中国語に戻してみると、細かい点に中国語の難しさがたっぷり詰まっていることに気がつきます。

日:挽肉をボールに入れ
中:把肉末放入容器内

最後の「内」をつい落としそうになります。この一文字にも中国語らしさが宿っているように思います。日本語の「内側」ではなく、抽象的な「容器」が「容器内」となってはじめて肉を受け止めることができる具体性を持つかのようです。

日:
鍋に水を入れ、沸騰したら生の餃子を入れ、餃子が鍋の底に貼り付かないよう網じゃくしで混ぜる。蓋をしてしばらくゆで、沸騰したら冷水を差し、蓋をしてさらにゆでる。再び沸騰したら蓋を取ってしばらくするとゆであがり。網じゃくしで餃子を皿に盛る。

中:
在锅内放水,烧开后将生饺子放入锅内,用漏勺推动,防止饺子粘在锅底上,然后盖上盖儿煮一会儿,等锅开后,往锅里加一点儿凉水盖上锅盖儿再煮,待锅再开后,打开锅盖儿煮一会儿,饺子就熟了,用漏勺把饺子捞出来,放在盘子里。

まず驚いたのが句点がなく、一つの文になっていることです。文の切れ目に対する感覚が違いますね(これまでの口語の例文でもそう感じていました)。

そして特有の「暑苦しさ」。具体的に起こることを時系列で書いていきます。
「然后盖上盖儿煮一会儿」
「加一点儿凉水盖上锅盖儿再煮」
「打开锅盖儿煮一会儿」

「盖」を何度も使う無骨さを許容してまでも具体性を重んじていると感じました。

そして、日本語では言わなくても通じる(通じてしまう)部分もしっかり言います。
「用漏勺把饺子捞出来,放在盘子里」
これを文字のとおりに日本語にしたらたいへんです。
「網しゃくしを使って餃子をすくって取り出し、皿の中に置く」

私の日本語訳は
「網じゃくしで餃子を皿に盛る」
としてみましたが、ひょっとすると
「皿に取る」
だけでもいいんじゃないかと思ったくらいです。

2008年10月6日訂正--「吧」3箇所を「把」に改めました。
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今日の一曲 The Police の Every Breath You Take
Music TV (MTV)全盛だった学生の頃、かっこよさにシビレました...。Sting も、友も、私も若かった。

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2008-10-04 カフェで勉強

カフェ勉三題:

勤務先の事務所が電車の駅で一つ分移転しました。朝勉で長い間お世話になったドトールともお別れです。このドトールは店内完全分煙(仕切り扉あり)、低いテーブル席ありと、とてもありがたい場所でした。

こんどの駅前にはカフェ・ベローチェがあります。ここも1階は禁煙、2階が喫煙で安心です。テーブル席もいい感じです。ただ、ここのコーヒーを飲むと「ドトールのコーヒーはおいしかったなー」と思いますね。ドトールは 180円 → 200円 に値上げしたとき、コーヒーの質も高めたような気がします。良いコーヒーの目印たる「すっきりした香り」がするんです。値上げによる客離れを防ごうとしたのでしょうか。ひょっとしてそのうち原価を落とすかもしれません...(すべて私の勝手な想像です)。

一杯の珈琲にコーヒー豆 8g を使うとすると、25杯で 200g です。一杯 20円の値上げのうち 5円をコーヒー豆代に回すと 200g あたり 125円の予算増。これは大きいですね。ドトールの「ブレンド」に使うコーヒー豆は 200g あたり 300円台位ではないかと思いますので、125円も増額したら相当品質が向上します。

ベローチェももう少し良い原料を使ってほしいと思います。原料費に回すのだったら 20円くらいの値上げは歓迎ですが...。

今日は用事があり、いつもと違う方面にお出かけです。そして、いつもと違うコメダ珈琲店でひと休み。

店名は同じでも、店内の配置は少し違うのですね。大テーブル席は厨房の近くで店員の出入りがちょっとうるさそうです。ボックス席に座ってみます。中級漢語口語を少し復習。

あ、しまった。いつも地元のコメダで大テーブル席に座る理由を忘れていました。ボックス席は椅子もテーブルも床に固定なんですね。学習するにはちょっと間隔が広すぎる...。

店は違ってもコーヒーは例の「コメダテイスト」です。私はちょっと苦手ですね。広々としたテーブル、ゆったりした座席はありがたいのですが。コメダでドトールのコーヒー(出来の良いときの)が出てくるとうれしいなあ...。

最近ちょっとびっくりしたのがマクドナルドのコーヒー。なみなみと注いであってあの値段。そしてけっこう飲める。コーヒー専業店もうかうかしていられないと思います。


注:コーヒーはすべて一番安いブレンドをホット・ブラックで評価しています。
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今日の一曲 The Carpenters で Solitair
この声の持ち主が 33歳で世を去ったとは...。

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