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2008-11-02 A君の英語学習

A君は他部から海外事業部に移ってきました。自分で希望を出していたそうです。さっそく英語学校の昼間クラスに放り込みます。給料をもらって学費は会社負担で昼間に英語...。他人がうらやむ条件だと、本人が感じるプレッシャもなかなかのものです。まじめに勉強していますが、今回は私も少しちょっかいを出してみることにしました。

日本人が特に弱いのは発音・時制・冠詞だと言われていますが、A君も例外ではありませんでした。A君(30代半ば)が中学・高校で習った時代だと、教授法は相当古かったはずです。最近の教材を使って学習のヒントを出したら、どんどん上達してきました。こういうのはうれしいですね。

手助けする私のほうも、40を過ぎてから普通話を学習した経験が役立つことに気がつきました。特に発音の指導には目的言語の音声に詳しいだけではなく、教授法の研究・経験が必要ですね。指導者側が舞台発声や歌唱、管楽器の指導を受けるととても参考になると思います。「音」そのものを示していくのも重要ですが、特に成人学習者の場合、学習者が自分の発音についての認識を深める必要がありますね。

1.「音」そのものの認識
2.「音に対する自分の理解」の認識

この二つは別のものだと思います。1を教えることは大変難しいので、2を深めるように手助けするのが指導者の大きな役割だと思います。A君は英語に縁のない生活をしてきたために変な癖が深くなかったので、短時間の練習ですぐに事業部でも有数の自然な発音ができるようになってしまいました。聞こえ方もだいぶ変わってきて、英語の音が急速にわかってきたようです。こうなると昼間の会話練習もストレスが減って、多方面に良い影響が出るのではないかと楽しみにしています。
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今日の一曲は Supertramp で The Logical Song。聞いているとなんとなく胸がいっぱいになる曲の一つです。

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コメント

Shiraさんこんにちは。
このところ、英語・中国語で会話をする機会があったのですが、自分のリスニング力とスピーキング力の差の激しさにわれながら驚いてしまいました。この差を埋めていくのは、やはり音読がベストでしょうか?

投稿: Marie | 2008.11.07 13:24

Marieさん、こんにちは。

××のためには△△が有効か?

という命題、単純なだけに難問です。

ここでは××=会話、△△=音読 ということですね。

音読をすると、まずまちがいなく上達するのは...音読だと思います。

これはこれで真理なのでしょうけど、これだけではないですね。運動選手は目的種目の練習だけではなく、心肺や筋力の鍛錬も欠かしません。

それでは、音読は会話のための筋力トレーニングになるのでしょうか。正直なところ、私にはよくわかりません(否定的なのではなくて、ホントにわからないんです)。もっとおっきな、「英語」という枠で考えるなら、音読が上達に貢献するのは間違いないと思います。ただ、「会話」のために「最善」なのかどうか...。

Marieさんなら相反する話も辛抱強く消化していただけると思いますので、参考資料をひとつ挙げさせてください(すでに読んでいるようでしたらご容赦)。

http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/cat547/

日向清人のビジネス英語雑記帳から、「英語学習法」カテゴリです。

投稿: Shira | 2008.11.08 17:31

ためになるアドバイス、ありがとうございました。
確かに音読で上達するのは音読…その通りです。

週末はご紹介いただいたブログをじっくり読みました。
「会話が弱点」と一口に言っても、原因は人それぞれで、しかもひとつではないですもんね。自分の弱点をじっくり研究して、対策を立ててみようと思います!

投稿: Marie | 2008.11.11 01:38

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