2008-12-23 準備が肝心
まず始めに、学校に通うことを決心させてくれた遠くの友に感謝を述べさせてください。
思いがけない形で再会し、「思っていることがあれば、やってみなさい」と心にさざ波を起こしてくれた元クラスメイトよ、ありがとう。言語を習うという、いわば日常のことだけではなく、もっと広い範囲でも君の影響は大きいのです。
中国語教室に通って個人授業を受ける。時間当たり授業料は安くはありません。貴重な時間をどのように使うかは誰でもいろいろと考えるところでしょう。
今回は次のような方針で進んでみようと思いました。
1.
「時間・金銭の投資を回収する」という基本姿勢を忘れずに
当然のことのようですが、複数人数クラスにはこのことをあまり考えていないような受講生が必ずといっていいほどいます。そのような人は他の受講生や教師に良い影響を及ぼすことはまずありません。
「使ったカネと時間とは必ず取り返す」という姿勢は教師に伝わり、授業の質が高くなります。日本の受講生の間にはこのような姿勢を少し「はしたない」と思う傾向があるように感じます。金銭について日本人よりも厳しい態度を取る中国人(中国語学校)や英米人(英語学校)は、日本の「ガツガツしてる」くらいが受講態度としてはちょうど良いと感じるようです。
2.
自分で学習計画を作って相談する
これは上記1とも関連します。「やる気」は具体的な行動で示す必要がありますから、自分なりの考えをまとめておくといいでしょうね。
3.
教師・学校の方針を理解する
古典に習って言えば、「自ら計画しなければ即ち罔し。師に相談しなければ即ち殆うし」というところでしょうか。相手は何百人という受講生を見てきた専門家ですから、十分に意見を聞くと独善を避けることができるでしょう。
4.
授業・学習方法は柔軟に
授業開始の前に、変更してみたいことがあれば小さなことでも相談することを合意しておくといいですね。最初に約束しておけば、
「今度はこうしてみたい」
「AよりはBを試してみたい」
といったことを受講者・教師の両方が言い出しやすくなります。
授業に関するこうしたやりとりは、意思疎通の練習として重要だと思います。こうした会話を遠慮してしまうようだと、中国語を習って何を話すのか...という話になるかもしれませんね。
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今日の一曲です。
Telemann - fantasy No.3 (Frans Brüggen)
ブリュッヘンだけがたどり着ける寂寥、透明。
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コメント
Shiraさん、こんにちはー。
でーぶです。ご無沙汰しております。以前はニフティのフォーラムで大変お世話になりました。
英語が抜群に堪能なShiraさんが、今は中国語に挑戦されているんですね。また違った大変さがあると思いますが、Shiraさんのことですから、もうかなりマスターされたのではと想像しています。
いつまでも挑戦する気持ちを忘れない気持ちに勇気付けられます。Shiraさんのファンのひとりとして(^^)、応援しています!
ブログへのコメントありがとうございました。
投稿: でーぶ | 2008.12.25 22:30
でーぶさん、こんにちは。
ときどき「でーぶダイナー」は見ていたんですよ。いつのまにやら英語検定一級・通訳ガイドに合格していてびっくり~。
勤め先の会議で、回りを見渡したら中国語話せないのは私だけ...などという体験があったので、なんとかがんばってやってます。
投稿: Shira | 2008.12.26 23:36