2008-12-30 学習時間の確保について
学習計画の立て方や学習時間の確保については皆さんいろいろと考えているんじゃないかと思います。
水口和彦という人が提唱する時間管理の考え方は私にはとてもしっくりくるものでした。昨年(2007年)に紹介してもらってから実践してみたところ、仕事その他で相当の効果がありました。
(それまでが非効率だったからだと思いますが...)
「KKJ(簡単で効果的な時間管理術)」・「時間管理術の7つの嘘を暴く」はぜひ読んでみていただきたいと思います。
衆目を集めるために「嘘を暴く」という題になっているようですが、内容は地道で派手さのないものです。
時間管理の本は市場に山ほどありますが、本を書くような人の話は実はそれほど私たちの役にはたたないのかもしれません。水口は「夢」や空手形を売ることなく、地に足の付いた主張をしていて好感が持てました。
※ あくまで私の経験と意見です。ご自身の判断でお使いください。また、水口氏および氏の経営する企業と私とは利害関係にありません。
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今日の一曲は Starship の Nothing's Gonna Stop Us Now です。Grace Slick にしびれます...。
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コメント
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
私の職場でも時間管理について皆で見直していこうということになり、秋頃水口さんの本を読んだところでした。
これまではがむしゃらに、空き時間はできるだけ語学学習!と突っ走ってきましたが、もう少し距離を置いて一日、あるいは一週間で、いい流れを意識的に作っていくことができればいいなあと思っています。
スキマ時間でやたらと時間を稼いでも、かきあつめた合計時間は、同じだけの連続した時間に集中してやった学習と比べると、やはり内容が違うなあと思います。
まとまった時間がとれたとき、いかに(集中力の)スタートダッシュを早く切れるかというのが最近の課題です。
投稿: Marie | 2009.01.06 22:00
Marieさん、本年もよろしくお願いします。
そうですね...。私が最近気に入っている朝のベローチェ勉強も、すきま時間でありながら一つの区切り(「誤用から学ぶ中国語」の1単元)をなるべく終えるようにしているので、ひとまとまりと言えないこともないようです。
学習に身が入った状態 (In the Zone という用語がありますが、うまい言い方ですね) にどうやって達するかは、たしかに大きな課題のようです。
以前英語をいっしょに学習していた方の記事を参考までに。まんじさんの blog "Tropical Radio" です。
http://www.manji.com/jp/2008/10/flashback_learning_method.html
投稿: Shira | 2009.01.11 11:25
水口の著書と並んで私にとってとても役だったのが米国の生産性コンサルタント David Allen の提唱する Getting Things Done (GTD) です。
水口と Allen の言うことにはなんとなく共通点があって、それが私に合っていたようですね。もてはやされた「7つの習慣」のような、(私にとっては)強烈な Mormonism を感じる図書とはまったく違います。
水口・Allen のおかげで「現在していないこと」に対する不安が減って、まずまず効果があったかなーと思っています。
投稿: Shira | 2009.01.11 11:49