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2009年2月の6件の記事

2009-02-21 暗唱大作戦

学習仲間の皆さん、こんにちは。

毎週土曜夕方の中国語教室通いも定例行事となって、横浜駅の改札口を出るたびに
「もう土曜か...」
と感じます。一週間が早く過ぎるということは、一ヶ月も、一年も早く過ぎるということなのでしょうね。

「中級漢語口語 1」の一つの単元を数十回~百回以上聞く練習を続けています。第11課・12課を終え、第13課では暗唱もしてみました。

登場人物は王峰 Wang Feng と玛丽 Marie との二人です。まず Marie 役を憶えて、教師に Wang Feng 役をお願いしました。

これは楽しいですね。受講生相互の練習と違って教師が相手ですから、臨場感が違う。自分の部分を言い終わった瞬間に流れるような完璧な発音で表現豊かに相手の話が入ってきます。「ああ、会話だなー」と感激します。このようにして使っても「中級漢語口語」の内容はとても自然に聞こえるので、安心して使える教材だと思います。

来週には Wang Feng 役を暗唱してみようと思います。

不安なく暗唱できるようにすると、文章をいっしょうけんめいに追いかける必要がなくなって
「(言語となる前の)言いたいこと → 中国語」
の変換過程を感じ取ることができるような気がします。

エッセイ集「小点心」も毎回2編ずつ進むので、全35編のうち16まで進みました。月~金の出勤前「朝のカフェ勉」で練習するのですが、そのときに以前の分も復習しています。たとえば、課題13・14を用意するときには以前の課題5もいっしょに読む、という具合です。復習すると、最初に読んだときに気づかなかったことをけっこう見つけますね。表現を発信にも使えるようにするには復習が必要だと感じます。

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今日の一曲は The Village Stompers で Washington Square です。途中のホーンセクション、底抜けの悲しさ...。

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2009-02-12 とにかく母語の影響

自分が話す中国語を録音して聞いていると、いかに母語(私の場合、日本語)の影響が大きいかを思い知ります。

入門の頃からさかんに注意を受ける音も、ときどき日本語式に近くなっているときがあって、少々意外でした。

たとえば、
・i の鋭さが足りず、日本の「イ」にやや近くなったり、
・u で舌の奥が十分後方に下がらなかったり、
・o で舌が下がりきってしまったり
しました。

また、音と音とのつながりも不自然になるところがあります。

発音の練習だけしていた入門期と違って、単語数も増え、使う語法も増えたことも影響しているのでしょう。油断するとすぐに「モグラ叩き」みたいに以前の問題が出てくるような気がします。

手本を聞いて修正することができるようになったのが幸いですが...。

ちなみに、自分の話す英語も録音してみました。長年使っているだけあって中国語よりはずっとましですが、それでも二重母音がいいかげんなところがあったりして、やはり日本語の怨霊の恐ろしさを実感...。
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今日の一曲は 張惠妹 の傑作 原來你什麼都不要。 自慢ではありませんが、この曲を聞けばいつでも泣けます...。
歌詞・曲・声がこれほど一体になった曲はそう多くはないのではないでしょうか。デビュー作(24歳)でこれを歌ってしまったのですから、その後は大変だったかも知れません...。カラオケ用画像のほうが歌詞が読みやすいですね。
泣けるといえば、剪愛聽海 も...。

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2009-02-09 ちょっと一休み

Zaizher

この教室には金曜の夜に通いました。疲れてしんどかったけど、良い思い出です。
先生とは路上でよく会います。さっきもお会いしました。元気な方です。

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2009-02-07 150回聞くと

刺激的な記事が多いサイト「デンさんの広東語相談室」が主張する「テープ300回の聞き方」は以前から気になっていたのですが、最近になって初めて試してみました。

材料は「初级汉语口语 第二版 1」の第11課・12課です。本文部分だけを MP3 プレーヤで繰り返して聞いてみました。
家~最寄り駅で1回、電車内で2回聞けるので、往復で6回です。これを 2008年 12月 から今までずっと繰り返しています。だいたい 百五十回ほど聞いたでしょうか。歩いているときには口を動かして「無音シャドゥイング」をしています。

ちょっと驚いたのですが、同じものを聞き続けると異なる教材を聞くのとは違った効果がありました。

1.音の要素がいままでよりもはっきりと聞こえてきた。
n と ng との違いが以前よりもずっと明確にわかってきました。その他にも、無気音が濁音とどう違うかといったことがいままでとは違ったレベルで聞こえてきました。

2.声調が改めてよく聞こえてきた。
中級の口語教材ですから、音声は明瞭です。それを理解した上でもやはり「中国語は声調言語なんだな」としみじみ感じます。今まで「アタマでわかって」いたことの本質がようやく理解できたかのようです。そして、中国語教室の講師に「立派ですね」といわれる発音でも、声調についてはかろうじての及第点かもしれないなと思うようになりました(油断するとすぐにいいかげんになる)。

3.流麗さが見えてきた。
教材を聞けば聞くほどわかるのですが、ゆっくりでいながら流れるような発話というものが存在するのですね。文の内容が要求する高低・緩急・大小がわかってきます。流ちょうさを追求するためについ急いでしまうのは危険だということがわかりました。

上記のようなことは数十回聞いたあたりからなんとなく感じてきますが、確信に変わったのは私の場合百回を越えてからですね。この調子でいくと、まだまだ得るものがありそうです。
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今日の一曲は Keith Jarrett で Shenandoah です。鬼才 Jarrett の名演。同じアルバムの I Loves You Porgy も聞き逃せません。

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2009-02-02 気を許すと発音がいいかげんに...

少しメモです。

少し久しぶりに自分の朗読を録音してみました。
以前だったら
「なかなかいいかな」
と思って聞ける出来でも、最近は手本となんとなく違うのが気になります。
どこがどう違うのかが以前はわかりませんでしたが、最近は具体的に指摘できるようになってきました。

私の課題は次の二つでしょうか(というか、だれでもそうだと思います)。

1.句・文の流れに従った強弱・緩急
2.文の中での自然な声調

油断すると声調はアヤシイです。もちろん中国語の教師には一度で通じますが、手本とは違う。どこが違うかというと、
・二声の上昇が足りない
・四声の下降が甘い
ということ。つまり、母語である日本語の影響がどうしても出てくるのですね。手本を上手にまねしたつもりでも、実は手本の二声は上昇がもっと急で、四声は下降がはっきりしています。

「自分の発音の聞き方」をいつも校正(calibrate)する必要があります。自分で話すときには十分声調に注意して自然に発音しているつもりでも、実際に出ている音はそうでもないことが多いようです。それに気づけるかどうかが大切ですね。

很高兴能到您家来做客 の「能」は、私が何気なく読むと手本ほど上昇していませんでした。

你这个周末有空吗? の「空」は、手本では本当に「脳天逆落とし」ほど下降が急でした。特にこの疑問文では強調される内容なので、声調もはっきりと出るのでしょう。

そして、手本では上昇・下降がはっきりしつつも、変に力が入らないのですね。音の高低と強弱とを切り離して調節するのも日本語を母語としているとけっこう難しいようです。
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今日の一曲は Fleetwood Mac の Dreams です。Rhiannon も忘れがたいですね。さすがにドラムス・ベースは芸達者。

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2009-02-01 しっかりした声を使おう

中国語の練習を始めた皆さんにぜひお伝えしておきたいことがあります。多くの参考書や中国語学校が強調しているので。いまさらですが...

声ははっきり出しましょう。

ということです。自分の最高の声を使って練習しないと、上達は難しいですよ。


今通っている中国語教室に入ると、教師たちの見事な発音が聞こえてきます。

初級の教室から聞こえてくる学院長の声。とてもゆっくりとしているのですが、きれいな普通話ならではの「声がみっしり詰まった感じ」がすばらしく、「いつまでも聞いていたい」と思わせます。隣からは中級を担当する専任講師の声。こちらはだいぶ速いのですが、やはり通りが良く、きびきびとした調子・なめらかな流れが実に心地よい。

教師の声に比べると受講者たちの弱点がはっきりわかります。ゆっくりと話しても声調がはっきりしない。個別の音の要素がしっかりしていない。句や文の流れを作り出せていない。

そして、決定的な弱点...声が弱々しいのです。ふにゃふにゃしているんです。どこからか空気が漏れてしまっているような頼りない声。これでは問題点が明らかになりにくいし、うまく発音できたときも、その音を将来のために固定できません。

楽にはっぎりした声を出しましょう。心も体もリラックスして、「良く鳴る」声で。

いつもの私の主張ですが、自分の声を録音して聞いてみましょう。たいていの場合、聞いていられないほど弱々しく、流れがなく、いいかげんです。でも、対策を考えれば必ず大幅な改善ができます。

急がば回れで、日本語の朗読や舞台発声の練習も非常に有効です(数時間の投資は何倍にもなって帰ってくる)。外国語の練習のために発声練習が一般的にならないのがちょっと不思議なくらいです。
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今日の一曲はピアノで...。 Christian Zimerman 演奏の Chopin Barcarolle Op. 60
Nocturne Op.9 No.2 (Arthur Rubinstein) の魅力にも抗しがたい...。

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