2009-04-19 要注意な音にはわけがある
中国語教室で発音の「ダメ出し」をしてもらっています。
前回は ng が「鳴っていない」という指摘をいただいたので、一週間後は少し丁寧に読んでみました。
今回は ng についての注意はなし。ですが、こんどは意外な音について「不十分」と...。
山 shan の a が少し「狭い」というのですね。この前の ng と同様、先を急いで口の動きが「日本語化」したからでしょう。母語の影響は細菌やウイルスみたいなもので、(文章が難しかったり速度を上げたりして)こちらが弱っていると増長しますね...。今回指摘を受けたのは a だけなので、他は及第だったということでしょう。
発音については
「それほど気にしなくても通じますよ」
と言ってくれる方もいますが、教師が一つだけ指摘するのですから、やはり不自然だったのでしょう。日本人は「日本語ネイティブフィルタ」を通して聞くので中国語の a も日本語の ア も同じに聞いてしまうのですね。
教科書のとおり、口の中の容積が大きくなるように、そして暗い音にならないように、そして速い流れの中でもあわてず自然に出せるようにするよう気に留めておこうと思います(あまりガチガチに意識するとかえって良くないので)。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント