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2009-06-07 TECCを受験してきました

今日は「中国語コミュニケーション能力検定(TECC:Test of Communicative Chinese)」第21回を受験してきました。TECCは初めてです。

この試験、途中立ち消えしそうになったり(2006年・2007年は実施なし)と多難でしたが、内容は悪くありません。受験してみようと思った理由は以下の三点でしょうか。
1.難易度が私の学習段階に合っていそう
2.信頼できる筋(って、「中国語を話そう」の shrimp さんですが)が評価
3.いままでの学習が試験にも役立つのか知りたい

実際に受験してみた感想です。

○受験前
オンライン申し込み・クレジットカード支払いができてとても便利です。HSKの化石のような申し込み手続とは比べものになりません。申し込みの確認も電子メールですぐに届いて安心でした。

○会場
大規模施設(横浜国立大学)でしたが、途中の案内が一切なく、会場にたどり着くのに一苦労しました(大学内の表示がお粗末なためですが)。会場は空調の音が低く、照明は十分でした。お手洗いが改装後でとてもきれいだったのも良いですね。

○試験
人数は50人くらいでしょうか。横浜会場でこの人数では収入・費用の点でたいへんだろうなと思います。運営はよどみなく、安心して受験できます。音響もすばらしいものでした(大型CD再生機持ち込み)。

○内容
1.中国語検定なら3級~2級、HSKなら3級~5級くらいで正答率7~8割くらいになるのではないでしょうか。英語のTOEICと同じで、実力が充実してきた受験者(中検準一級やHSK8級に近づいた人)が受験するとほぼ満点になる(なってしまう)試験のように思います。

2.音声は完璧な普通話で、ゆっくり・はっきりです。「飛んでくる中国語が遅くてハエが止まりそう」かも...。ただ、機械的ではなく、自然な抑揚や緩急があって悪くありません。

3.4肢選択です。計算やメモが必要な出題はありません。単語・語法を知っていれば一瞬にして正答をマーク、知らなければわからないという単純な設問です。

4.分量はやや少なめで、もう少し多くしたほうが点数の標準化がしやすいのではないでしょうか。また、受験者に少しストレスをかけるのも実際のコミュニケーション能力を知るために必要なように思います。聞き取り試験35分・読解試験45分の計80分。HSKだと基礎でも135分、初中等では145分です。


「コミュニケーション能力検定」としては、やや内容が薄いという印象を受けました。通知文書や取り扱い説明書、図表、放送といった材料をほとんど使っていません。ただ、非常に素直な出題なので、コミュニケーションの素地を測定するのには向いています。こちらが外国人(日本人)なので相手の中国人が手加減してくれるといった状況を想定しているように感じました。

私は北京語言大学や北京大学の教材を主に使ってきました。こうした教材の内容はTECCの出題範囲とけっこう一致しています。この試験がごく標準的な出題で、あまり日本人向けになっていないからでしょうか。

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コメント

Shiraさん お邪魔します!
すごいです。読みたい記事がたくさん!
これからじっくり楽しみながら読ませて頂きます!
今後ともよろしくお願いいたします!
※リンク張らせて頂きました。勝手ながらで申し訳ありません。

投稿: masay | 2009.06.09 00:38

masayさん、こんにちは!

ブログなので一覧性がなく、見づらい点も多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

私が受験した会場は緑が豊かでとても恵まれた場所だと思いました。駅からはちょっとしたハイキング気分ですが...。

投稿: Shira | 2009.06.10 12:53

你好!
こんにちは~
テスト受けられたんですね。
私は一度も受けた事がないです。
よく友人からは受けないのと言われるんですが、何かを目指しているわけではないので・・・。
でも 受ける=お勉強する=話せるかもよ!
っと言われるんですが、どうでしょう?
やっぱり少しは話せるようになりますかね?

投稿: hasuki_ken | 2009.06.15 17:56

>でも 受ける=お勉強する=話せるかもよ!

そうですね...。せっかく受けるんだから後で悔しくならない程度には勉強しようと思うのも、結果としては良い方向にいくかもしれませんよね。

私の考えは「試験=体力測定」。普段のトレーニングが間違ったり偏っていないかを知るために便利かなと思います。

「試験ができる → 中国語が使える」
は必ずしも正しくない場合がありますが、
「中国語が使える → 試験ができる」
のはまず間違いないのではないでしょうか。

※ 受けた中国語の試験はHSK基礎と今回のTECCだけです。英語ではもう少し回数を受けているので、このコメントはその経験からということで...。

投稿: Shira | 2009.06.18 20:49

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受信: 2009.06.29 19:15

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