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2009-06-25 快速度

録音教材の再生速度を変えても言語運用能力の習得にはあまり役立たないのではないかと思っています。

・速くてわからないものは、遅くしてもわからないことが多い。音が省略されたり「鳴りきっていない」ので、「不明瞭な遅い中国語」ができあがるだけです(聞き取れない場合には間合いを少し長くとると楽になると思います)。

・入門用の遅い教材を速くすると、上記の逆でこれまた不自然な中国語になります。スーパーロボットが読んだみたいに、速いのにやたらと正確。まねできません。

最近使っている「聴読中国語」の附属DVDは優秀です。本文を
1.HSK初・中等の試験問題程度の速度
2.その4割増しくらいの速度(300字/分)
とで録音していて、それぞれ実際にその速度で読んだものを録音しています。

これはすばらしいと思います。

速くなると音や間合いがどう変化するかがわかりますし、なにより聞いていて自然で楽です。

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