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2009-10-31 中国語と日本語との距離

雑誌「读者」を買い求めて少しずつ読んでいます。

「ちょっといい話」・「心温まる話」・「逆境に負けない話」がけっこう多く、こうした記事を続けて読んでしまうと少し鼻についてくるかもしれません。

インフルエンザ流行や経済についての記事もあるので安心しました。

読者が興味を持つような正しい中国語を広く読んでもらおうという発行人の意図を強く感じます。日本ではほとんど死語になったかのような「教養」を担うという姿勢が伝わってくるようです。


通勤電車で読んでも、一つの記事が短い(ほとんどは1ページ)ために切りの良いところまで進みます。

もう30年もつきあっている英語を読むのと同じくらいの速度で読めるのには驚きました。日本人は中国語読解が(他の国の学習者よりも)得意なのは確かだと思います。日本人がHSKを受験すると听力部分の点が低いといいますが、むしろ読解の点数が高いと表現すべきかもしれません。

漢字を読む感覚は英語を読むときと違う気がします。意味が濃縮されて頭に入ってくるような...。

学習の先輩 hachi さんはHSK高級読解問題についてこんなふうに書いていました。

私はこの数ヶ月、長文を読んだり小説を読んだりするという勉強はほとんどしていなかったので(やったとしたら、中国社会事情を知って鍛える中級中国語くらい)この閲読理解は相当つらいだろうと覚悟していましたが、意外と一番負担なく、正答率も良かった分野となってしまいました。 (うーん、勉強した内容と対応しないのはなんでだろう?)

なんとなく hachi さんの言いたいことがわかる気がします。私も口語の教科書を使って音声教材を中心に学習しているのですが、「读者」の読みやすい記事はどんどん読めるんです(難しい記事はそれなりに大変ですが)。

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コメント

はじめまして。
「读者」は中国人に対しても難しいと思うよ!
すごいです!

投稿: shufu_life | 2009.11.01 21:30

久しぶりにコメントします。

中国語は、確かに漢字の知識のある日本人には、
「解読」はしやすいのではないかと思います。
逆に言えば、日本語でも漢字や読書がニガテな人は、
中国語の文章を読むこともニガテなようですね。

一方、中国語を「解読」ではなく「読解」、
さらには「読書」として鑑賞の域まで高めるのは
やはり英語などの欧米言語と同じく、
時間のかかることなのではないかと思います。
自分もそれを言われると、心もとない部分があります。

あくまで私の見てきた中ですが、
日本人の閲読は、一般に「解読」の域で終っています。
もちろん、HSKの閲読の点数自体は悪くなく、
むしろ高いのですが、自分の中国語の「言語中枢」に
響きながら読んでいるかどうかは、また別の話かと。
最近遅まきながらそれに気づきました。

中国語字幕翻訳者の水野先生も、
学習の必勝法は「読書」だと言われましたが、
これは「解読」で終っている日本人の閲読を
中国語が中国語として響いてくるまで読め、
ということなのではないかと思っています。

かく言うわたしも、「読者」ときどき読んでます。
いわゆる、家族の情愛や人間としての道徳など、
現代日本人にはベタっとくる内容が多いですが^^;
こうしたことに中国人は心動かされるのか、と
色々な想像ができて面白いです。

投稿: sang shan | 2009.11.03 06:53

shufu_life さん、こんにちは。
知らない字がまだたくさんあるのですが、内容がおもしろいとどんどん読めるものですね...。

投稿: Shira | 2009.11.03 18:40

sang shanさん、こんにちは。

そうそう、ベタッときますねー。日本ではこうした記事は「口直し」風に記載されますけど、读者 では続けて出てくるので push(供給側の意図)と pull(需要側の要求)とのどちらが先だったのかなどと考えてしまいます。

中国語の学習を始めるときに余計な心配をしていました。
「英語では『情報を取る』という必要性があってたくさん読んできたが、中国語ではどうなのだろうか」

中国語専門の書店に行くと中国の社会や経済についての本、紀行、実用書が見つかり一安心でした...。台湾や香港の本もあり、多面的な見方もできそうですね。

米国 TIME や英国 The Economist のような内容の幅が広いニュース誌があれば読んでみたいのですが...。


少し探してみたら、「经济」という雑誌がありました。こんど書店で見てみようと思います。

投稿: Shira | 2009.11.03 18:52

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