2009-11-29 音声教材
Morimicha さんに教えてもらった「中级汉语听说教程 下册」の音声をちょっとだけ聞いてみました。
元気で自然な抑揚があって、とてもいいですね。私が今使っている「中级汉语口语」に比べると、少し速く、勢いがあるように思います。北京大学出版社の「汉语中级听力教程」と同じくらいの速さですね。
「中级汉语口语」は会話文だけで構成されていますが(少なくとも二巻の第八課までは)(*注)、「中级汉语听说教程」・「汉语中级听力教程」には叙述性課文があります。
「汉语中级听力教程」の第一課は北京大学の敷地を歩く説明なのですが、最初聞いたときにはほとんどわかりませんでした。会話だと話の流れがわかるので(問い→答え、等)楽なのですが、物語や論説、説明は難しく感じます。
「中级汉语口语」の次に「汉语中级听力教程」・「中级汉语听说教程」を使うのも良いでしょうね。
「中级汉语听说教程」・「汉语中级听力教程」の録音はなかなか良いのでおすすめです。抑揚・緩急が自然で、日本制作の教材によくある「舞台風」や「原稿読み風」でないところが美点ではないでしょうか。
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やさしい表現をドラマに出てくるくらいの速さで録音した教材があれば聞き取りの訓練になるのに...と思っていましたが、それならいっそのことドラマ「家有儿女」を使ってしまえばいいのかもしれませんね。chstdyさんやhachi先輩が入手した「原声汉语」も気になります。
まあ、まずは手元にある教材を二回りしてからですね~。
*注:この記事を書いた後で思い出しました。会話以外に「演讲比赛」の原稿形式の課がありした。
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コメント
Shiraさま
こんにちは。「中级汉语听说教程」ご購入されたんですね。私もShiraさまの過去記事読んで、会話テキストを使って何度も聞いて音読するやり方を試したいと思いました。私も中级汉语口语を使おうと思ったのですが、手元には「高级汉语口语」しかないのでこれを使おうかなと思っています。shiraさまの記事を読んでやはり音読は大事なのだなと思いました。また来ます(^^)
投稿: morimicha | 2009.11.30 15:54
morimichaさん、中国語検定合格、おめでとうございます!
音読で正しく(というか、適切に)読めているかどうかが自分でわかるかどうかは、私にとって大きな疑問・課題でした。
自分の読み方を手本に合わせるためにどのような修正をしたら良いのかが、最近になってようやくわかってきたように思います。
「あ、ここが低いのか...」
「ここはつなげて、ここで間合いを取る」
特に切れ目には必然性があるはずなので、気になります。
投稿: Shira | 2009.12.18 18:48