2009-12-05 中国出版の教材
土曜日の主要行事「自主トレ」の後、東京都千代田区神田神保町の中国関係書籍専門店「内山書店」と「東方書店」とに行ってみました。
政治経済関係の雑誌《财经》があったら見てみたかったのですが、店頭には置いていないようですね。
それではと、教材売り場を観察。以前は日本の本を見ていましたが、最近は中国の本を見ることが多いですね。
中国語の学習を始めるなら、中国で編集・出版した総合教材を使う教室に通うのも良いと思います。最近の総合教材はなかなか良くできていると感じました。店頭で見たのは《汉语教程》・《博雅汉语》・《新实用汉语》・《阶梯汉语》などですが、いずれも新しい版は使いやすそうですね。
こうした教材は中心となる課文(本文)が優れています。その課の中心事項だけではなく、ごく普通のさりげない表現が日本の教材にはなかなか出てこないんですね。外国語の習得は単語を覚えて文法を理解して出来上がり、というわけにはいかなくて、その言語が実際に使われる形を「呼吸」するように習うことが結局は早道のように思います。
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今日の一曲は姜昕の野罌粟です。
那时候有多美...。
私は hui を発音するとき、この人の「体会」(1'30"、2'49")を思い出します。
h-u-e-i と、のどで出す擦過音といい渡り音の e といい、しびれましたね...。
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コメント
「海角七号」のサントラの「野中の薔薇」を車中でよくかけ、皆で熱唱しているのですが、子供たちの「玫瑰」の発音のよさに驚きます。meiのmは鼻と口の間を伸ばしてねばっこく出してるし(私の感覚ですが)、guiの渡り音のeもきれいに出ています。子供ってすごい。
投稿: Marie | 2009.12.06 07:06
Marieさん、こんにちは!
>>子供ってすごい。
すごいんですよ~。
言語を身に付けるって、人間が人間になることなんですね。野生動物が獲物を捕ったり、鳥が空飛ぶみたいに。
すでに人間になっちゃている大人は色々と苦労しているのですが
ただーし
小さいときの言語は抜けていくのも早いようです。シンガポールで育った先輩のお子さんたち、英日両用でしたが、すっかり「揮発」しちゃったとのこと。
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昨日・今日と南関東は晴れで暖かくて、歩いているだけでなんだかいい気分です。いちょうがようやくほとんど黄色になりました。
投稿: Shira | 2009.12.07 12:49
「揮発」しちゃう子供の言語能力の話、よく聞きますよね~。いつまで母の興味に一緒に乗ってくれるかしら。
私も最近よく歩きます。こちらは先週末の強風で、いちょうの葉はほとんど落ちてしまいました。落ち葉掃きが大変そうです。
投稿: Marie | 2009.12.08 10:46
確かに中国語の発音は難しいですね。
投稿: shufu_yu | 2009.12.15 18:15
Marieさん、
>meiのmは鼻と口の間を伸ばしてねばっこく出してるし(私の感覚ですが)
すみません、ここのところ、もう少し教えてください。
「鼻と口の間」は、
・口腔内
・顔の表面皮膚
どちらのことでしょうか?
お時間のあるときに...。
投稿: Shira | 2009.12.18 08:24