自分の発音というか、発音の練習に自身が持てず、ちょっとした中休み状態です。
普通話は一種の人工言語とも言えますから、さまざまな発音が許容されると理解しています。実際中国のテレビを見ていても地方色豊かなさまざまな普通話の発音が登場します。
ただ、普通話の発音として許容される幅が広いとはいっても、日本語の発音とは大きく違います。
中国A地方なまりの普通話とB地方なまりの普通話との違いを 10 とすると、日本なまりの普通話とAなまりとの違いは 100、Bなまりとの距離も 100 と表現しても良いのではないでしょうか。
とても細長い二等辺三角形。

私たちの耳にだいぶ違って響く中国各地方の普通話ですが、そこには共通の「中国語らしさ」がしっかりと存在します。普通話と広東、上海、福建といった方言との間の違いも、日本語と中国語全般との違いに比べるとたいしたことではないでしょう(当然ですが)。
ですから、
「中国人の普通話だってあんなにいろいろあるのだから、日本人も気にせず日本なまり丸出しの普通話で良いのだ」
という主張には半分賛成、半分「ちょっとどうかな」と思っています。
日本人○○さんの普通話は中国人△さんの普通話より「きれい」(=北京風に近い?)と日本人が感心するときは要注意ではないかと思います。
・北京の普通話は鉄に青いペンキを塗ったもの
・大多数の中国人の普通話は鉄に赤や黄や緑のペンキを塗ったもの
・(ちょっと上手な)日本人の普通話は木に青いペンキを塗ったもの(色は北京風だが、本質が違う)
なのかもしれません。
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こんなことを思ったのは、自分の声を録音して聞いていて、
「何かが違う」
という思いがだんだん強くなってきたからなんですね。
その「何か」はどういうことなのか。
声門を閉鎖してから発声するからなのか。母音の調音点がずれているのか(意識もしていないから、ずれていて当然か)。それとも咽喉や鼻腔の使い方か。唇や舌の使い方だってまだまだおおざっぱだし...。
本質のところで無理があると、長時間話すと疲れたり、聞き取りが伸び悩んだりする実害があるはずです。
英語の発音ではこうした点について日本語と対比して解説する市販図書や学校も現れてきましたが、中国語では今後に期待というところでしょうか。
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ちょっとした悲劇:できてしまっている人は存在するが、うまく解説できないことが多い。
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