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2010-06-20 C.TEST会話試験 考察編

2010年6月19日(土)東京実施の C.TEST 会話試験についての記事の続きです。

C.TEST 会話試験は英米の英語の試験を研究して制作したのかもしれません(全くの個人的感想です)。観察の基準が多角的で、会話を進める能力をしっかり見ようという意図を感じます。具体的には:


  • 自己紹介を聞いて受験者がどれだけ話せるかを推測し、それに合わせた質問で開始する。

  • 何を基準に評価しているかが試験進行中にも伝わってくる…「1987年」を正しく発音したとき、観察担当者がメモをしていました。

  • 質問の意図をどれだけ正確に読み取るかを観察している

  • 受験者自身の行動や意見を述べるよう仕向け、具体的に伝える機会を与える

故意に日本語で「△△って、何て言ったっけ」とつぶやいてみましたが、試験担当者はまったく反応しませんでした。中国語以外は雑音として評価するようです。

公平な試験になるよう、その日の話題を決めてあるようです。私の場合は
「ゴールデンウィーク等の繁忙期に行楽に出かけるべきか、一般的な話として述べよ」
でした。sugi さんのときの「交通手段について」と同様、巧みな選択だと思います。どの国で実施しても使えますし、個人情報や信条、政治、宗教に触れることなく話を展開することがでます。


外国語でまとまった内容のことを聞いて、考えて、まとめて、話すのは一仕事です。発音や語法といったメカニックな部分は意識せずともうまくいくのが大切ですね。発音の学習をしっかりしておいて本当に良かったと思いました。リラックスして話しても発音のために相手に負担をかけないのなら安心です。「也」「都」「就」「才」といった副詞や数量詞がきちんと入ると「カタコトっぽさ」が抜けるのではないでしょうか。

試験中にはにこやかに落ち着いていられました。必要に応じてあいづちを打ち、ジェスチャーも自然に使えました。これはトーストマスターズ活動(英語)や溝の口英会話サークルで何十回もスピーチや仲間のスピーチの評論をしてきたおかげですね。面接試験では自分勝手にならないよう、相手と試験を作り上げていく姿勢が大切だと思います。


試験内容・形式を研究して熱心にスピーチや会話の準備をしている方をよく見聞きします。私はこうした「対策」には懐疑的です。


  • もしその試験で普段の生活に縁がないことが重要になるとしたら、そもそも受験の必要があるのでしょうか。

  • 親・子・同僚・上司・部下・顧客などと効果的に話す(意思疎通する)練習をするほうがよほど会話試験の勉強になります。日本語でしない・できないことを中国語や英語の試験でなんとかしようとするのはブラックユーモアに近いような...。

私は中国語や英語の試験内容や結果には興味がありますが、試験の点数を上げることには興味がありません。試験対策は試験の形式がわかれば良いと考えています(出題形式を知らないと実力が反映されづらいので)。試験対策の学習をしても中国語の運用能力は伸びますが、私は試験問題集よりは他の材料で学習したほうが楽しいし、自分に合った内容を自分に合った方法で身につけることができると思っています。

自分の能力が高まったと感じてから受験すれば、試験の点数は必ず伸びています。

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