« 2010-08-18 ス・ト・レッ・チ | トップページ | 2010-08-21 英語の学習を手伝う »

2010-08-19 なぜその試験がある?

勤務先で話をしていて感じたのですが...。
意外とみなさん考えたことがないようです。

・中国語検定試験
・TOEIC
・実用英語技能検定(英検)
・国連英検

これら試験に共通すること...。

日本の団体が主催する、英語も中国語も使わない東洋の島国が主催する試験。
日本人の、日本人による、日本人のための試験。
主催団体の仕事を作るために私たちの受験料や税金が使われています。

けっこうな年になったおじいさま(おばあさまや若造は活躍できません。日本の組織でもとりわけじゃぱにーずなナントカ社団法人やカントカ財団法人ですからね)が、
「こんな勉強をしたらいいんじゃないか」
「このあたりがわかってくればいいんじゃないか」
と試験問題を決めるのでしょう。


いっぽうIELTSやHSKは発想が違う。
「わが国で英語(中国語)使って生活したり仕事したり勉強するなら、このくらいはできてほしい」

どちらが試験として意味があるでしょうか。

もちろんIELTSやHSKの主催団体も官僚色たっぷりで既得権がっちりかもしれませんが、似たようなことをするために日本にそんな団体を置いて養うのはイヤなのです。

|

« 2010-08-18 ス・ト・レッ・チ | トップページ | 2010-08-21 英語の学習を手伝う »

コメント

そうですね。
日本の外国語検定試験は確かに利権まみれって感じがする。

ところで、「ビジネス日本語検定」が赤字続きで中止になるっているニュースを見ました。
「赤字」だからやめるってどうよ?
日本の今の勢いを感じさせるニュースでございました。海外では「日本語を勉強してどうなの?」って雰囲気になってるのかな。特にビジネス面では。

投稿: 原田真次 | 2010.08.20 00:14

原田さんこんにちは。

話者が一億人以上の言語ってかなりの存在感があるはずなのですが、学習者が少ないのもわかるような気がします。
・他の言語と共通点がない
・日本語ができると圧倒的に有利という場面を想像しにくくなってきた

>特にビジネス面では。
この点は特にそう思います。

投稿: Shira | 2010.08.21 20:57

「主催団体の仕事を作るために・・」とまでは考えたことはないです。試験の質は、明らかに中検よりHSKの方がいいですね。たしかに、中検は日本人のための・・というイメージです。

それ以上に強く思うのは、(Shiraさんと似たような感覚なのですが)、試験や試験の周辺から感じとれる出題者や組織の姿勢ですね。

HSKの方は、試験レベルに応じて、語彙数、文法項目数、文字数、語速の規定があり、試験結果も科学的な統計処理がされています。その処理が妥当かどうかの検証までやっています。つまり、「数字」に厳しいです。北京語言大学での外国人に対する中国語教育の研究成果の積み重ねが反映されているのではないか、と思っています。

それと比べると、中検というのは、いやになってしまうぐらい数字に無頓着ですね。試験問題も、「出題者のサジ加減」で適当という気がします。20年以上も運営しているわりには、試験難易度も毎回大きく上下して安定しません(レベル判定機能としての役割をきちんと果たしているのか・・・)。言葉は悪いのですが、「古くさい考えの頭の固いじじいがやってるんだろう」というイメージで、私はそういうのが嫌いですね~。若くて柔軟な考え方ができる人に活躍してほしいです(NHK講座でも)。

ただし、

 中検3級: 初級の中国語力をチェックするのに良い。
 中検2級: リスニングの基本能力、語彙力、文法力を診断できる。
 中検準1級: 読解能力(構造把握力)を診断できる。
         (リスニング試験はなくてもいいぐらい)

・・・という観点で見れば悪くはないですよ(とフォローしておきます)。

試験は部分能力を測るための1つの指標にすぎないので、HSKにしても中検にしても、過信しないことと、自分の学習の中でそれをどう活用できるかが重要、と個人的には思います。

投稿: chstd | 2010.08.22 20:06

chstdさん、はじめまして。こんにちは。

「試験は部分能力を測るための1つの指標にすぎないので、HSKにしても中検にしても、過信しないことと、自分の学習の中でそれをどう活用できるかが重要」について、私も同意です。

「試験」の為に学習するのは不毛だし、「試験機関」にせっせとお金を貢いでいるようなものです。学習したことをいかに活用するかが大切ですね。

投稿: 原田真次 | 2010.08.26 00:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12069/49190716

この記事へのトラックバック一覧です: 2010-08-19 なぜその試験がある?:

« 2010-08-18 ス・ト・レッ・チ | トップページ | 2010-08-21 英語の学習を手伝う »