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2010-08-24 雑誌「新世紀」を読む

雑誌「新世纪」を読んでいます。特集は「电信隠形人」、爆発的に成長する電気通信の「影の男」を追う調査報道です。

「財経」と同様、編集部や記者は「暴く」のがこの雑誌の使命だと考えているようです。経歴から人的つながりまで詳細に調べていますね。中国の電気通信(特に携帯電話・データ)は年毎に文字通り倍々ゲームの様相で、ちょうど日本の高度経済成長当時の土木・建築業界のようです。そうしたところにはオモテ・ウラ両方の「大物」が登場するのも同じ。

こうした記事を中央政府は黙認しているようですね。一つにはメディアを通した腐敗の監視を必要なものととらえているため、もう一つにはこうした報道を庶民の怒りのはけ口として巧みに使っているためだと想像します。


世界経済や環境関連の記事はかなり楽に読み進めることができますが、中国内部事情の記事になると読む速度がぐっと落ちます。これは英国 The Economist を読むときと同じですね。理由は、
・読み手に背景知識が不足している
・記者は自国の読者のために詳しくはりきって書く
ことではないでしょうか。

特にこの雑誌の「法治」のセクションには苦労しました。中央政府に対する陳情や行政不服審査の方法など、日米欧では見聞きしないことが多く、読解の鍵のなる単語が数文字の漢字で「ぽいっ」と投げ出してあるので文を追っていた目が止まってしまいます。

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