仕事で中国語を読む機会もあるはずなので、会話力と同時に読む力も気になります。
また、読むことは会話も含めた中国語運用力の底を支えるとも思います。
読むことは外国語学習と仕事・趣味との両方に直結するのがいいところです。
政治・社会・経済を扱った高級雑誌を探ってみることにしました。今後私が話をする相手はこうした雑誌を読んでいるはずだし、中国の今後を知る有用な媒体になると考えたからです。週刊誌は記事の新鮮さでテレビや日刊紙、ウェブサイトのニュースに太刀打ちできないので背景の読み取りや分析に力を入れており、良い読み物になるのではないでしょうか。
さて、中央政府がしっかりと肩越しに覗き込んでいる中国メディアに読み応えのある雑誌が存在するのでしょうか。
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以前から気になっていたのが「財経」です。独立系の報道で汚職や政治腐敗を鋭く追及して西側メディアの受けも良いようですね。「炎の編集長」が政府圧力に抗議して辞任した件は各国で大きくとりあげられました。
"China's finest business magazine" (The Economist)
"the top Chinese business magazine" (The New York Times)
NHKニュース
編集長と共に数十名の記者も退職してしまったのですが、刊行は続いています。はたして「骨抜き」になってしまったのか、それとも「上に政策あれば…」でしぶとく実質を維持しているのか。「財経」と、「財経」グループが発行する「新世紀」とを注文してみました。
※ 「新世紀」は財新が発行しています。原田真次さん、ご指摘ありがとうございます。
オンライン書店「書虫」を使ったところ数日で北京から届きました。中国の雑誌を直送リアルタイムで読める時代になったのですね。
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「財経」は金融・経済中心なので、社会や科学記事もあって読みやすそうな「新世紀」に取り掛かります。この雑誌はちょうど米国 TIME のような位置づけだと感じました。
どんどん読めるではないですか!
The Economist と同じくらいの速度・理解度で読み進めることができます。ちょっとびっくりしました。通勤で地下鉄に乗っている間にコラムが一つ読めてしまいます。理由は:
・社会科学や自然科学の用語は日本から入ったか、西欧言語の直訳である場合が多い
・内容に親しみがあるので、読むことは知っていることを追って確認することに近い
記事を3件読んで、この雑誌ならいけそうだと思いました。
1.巻頭記事:環境汚染は汚染者たる企業が損害負担を負担すべき。
2.国際癌学会が深圳で開催される。先端医療の会議が初めて中国にやってきた。
3.三峡ダムは水利のためなのかそれとも治水のためなのか。誰が我々を最初から惑わしているのか。
堅苦しい書面語という印象はまったく受けません。中国語にも新しい潮流があるのでしょうか。
さて、「財経」はどうなのでしょうか...。
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