2010-10-24 発音 Ver.2 進行中
信頼できる筋にお願いして発音を見直してみました。
やはり直すべきところがいくつかありました。さすがに6年間気づかなかった・思い違いをしてきたことなので、矯正は自力ではとてもできません。鋭く見抜く(聞き及ぶ)助けが必要ですね。
こんなことを書いていると
「通じているからいいじゃないですか」
「発音もいいけど、他にやることがたくさんありますよ」
「好きだね~」
と言われがちですが(幸い?私の仲間はそういうことを言わない)、発音の見直しにも意味があると思います。
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正しい(中国人による中国人を相手とした)発音は合理的で完結した体系のはずなので、それを身に着ければ中国語の学習や運用が(先々)楽になると考えています。日本語の影響を受けた、どこかが不完全な音の世界に浸っているとテニスのラケットでバトミントンをするような、標準的でない箸の持ち方で和食を食べるような、そんな状況に陥るかもしれないと心配しています(実証的な根拠は知りませんが)。
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自分で正しく音を出せるようになると聞くときも今までとは違って聞こえてきます。これは英語のときにも経験してきたので*、
「そうそう、この感じ」
という思いです。
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このブログを読んでいただいている方に役立ちそうな情報があるとすれば、発音教材に強調してあることはやはりそれなりの理由があるということでしょうか。
たとえば i の音。ほとんどの本は
「日本語の『イ』よりも唇を横に引いて」
と書いています。もうちょっと理屈っぽい本では
「日本語の『イ』よりも鋭い(狭い)音です」
と説明しています。
「yi~」と一つの音を練習しているだんだんサマになってくるのですが、少し複雑なことを話す会話練習でさりげなく「你」や「比」、「一」が出てくるととたんに日本語の「イ」になっちゃったりしています。これは u や a でもそうですね。
今日からできること: 参考書を読み直して、書いてあることをいつでも・どこでも使うこと。
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