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2011年1月の17件の記事

2011-01-31 自信を持っておすすめする本(2)

このブログ記事「自信を持っておすすめする本」には会話や文法の本はあまり登場しない予定です。私の知らない良い物がたくさんあると思いますので。

今回自信をもっておすすめするのは
脱・日本語なまり―英語(+α)実践音声学」(神山孝夫。大阪大学出版会)

主に英語の発音を例に出していますが、日本語発音の特色がよくわかる本です。中国語の発音がなぜ難しいのかについて気づくことがたくさんあり、もっと早く出会っていればよかったと思っています。

外国語の習得は、相当程度「母語との戦い」であるように思います。日本語の特徴は深く深く私たちにしみこんでいて、意識すらしないのに学国語を身につけるときに「悪さ」をします。

この本を生かすような中国語発音指導が実現したらすばらしいでしょうね。

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2011-01-30 自信を持っておすすめする本(1)

本は自分のかわりに勉強してくれるわけではありませんが、大切な相棒であることは確かです。

座標軸その1 良い・それほどでもない・良くない・害になる
座標軸その2 好き・それほどでもない・合わない

この二本の座標軸を区別しないで紹介されることが多いですね。インターネットのおかげで情報はドンドン取れてしまうので、自分に役立つ参考書、学習法や教室を選ぶのはけっこう大変です。
・自分にとってどう役立つのか
ということを考えて使っていきたいと思っています。


何か一冊と聞かれたら、私の第一候補は
日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」(王 浩智、東京図書)
です。
同じ著者による
中国語翻訳作法―文の理解から訳出のプロセスまで
も同じくらいおすすめ。

共に一般向けの本では類書がない点でも貴重かと思います。

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2011-01-28 テレビ中国語講座

ふと思い起こすと、私はNHKテレビ中国語講座をまったく見たことがないのでした。ただの1秒も...。

好き嫌いの問題ではなくて、決まった時間に視聴したり録画を予約するのが面倒なんですね。ラジオ講座は使いましたが、こちらも放送は一度も聞いたことがありません。テキストとCDとを買ってきて使いました。

学習はなにかと大変なので、「今やろう」と思ったときに教材をすぐ使うという贅沢は自分に許そうと思って、CDやDVDはどんどん買ってしまいます(といっても、たいした枚数は買っていません)。

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2011-01-25 中国語の試験

学習の過程ではときどき試験を受けてみるのもいいですね。標準的とされる能力に何が求められているかがわかりますし、自分の弱点に気づく機会にもなります。

試験でわかることには限界がありますが、もし受験するとしたら私は中国主催の試験にすると思います。

・材料の出所が確か
(日本語の試験だとしたら、主催がアメリカや中国よりも日本のほうが安心だと思うのと同じ理由)

・一大勢力である韓国の学習者と同じ土俵で受験できる

個人的には学習者向けには HSKC.TEST とがあれば足りると思っています。

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2011-01-22 リンク

ブログのリンク表示もブログの一部だと思っています。

ですから、他のブログを読んでそこに表示してあるリンク先が途絶えているとちょっと悲しいです。

私の場合、ときどき自分のブログに表示しているリンクを使って(URI直接指定ではなく)様子を見るようにしています。リンク表示の入れ替え保守も必要ですね。


早朝に出かける用事があったので、高台に登りました。ランドマークタワーとクイーンズスクエアとが見えます。空がピンク色になるといいなと思いましたが、今日はそうならずに残念。
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成田エクスプレス、いつのまにかかっこよくなっているんですね。
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夕方の通勤路です。川があって冬はカモですね。モグラ穴があり、アオサギが立ち、春はウシガエルがのそのそ、夏はクモの巣だらけ。
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2011-01-15 ものは考えよう

聞いてわかる内容でも自分で使って話せなかったり、語彙が少なかったり、読む速度が遅かったり、読めば簡単にわかるものも聞くとわからなかったり。

外国語の聞く・話す・読む・書くの得手不得手は人によってさまざまですね。

学習者はなぜか「できない」ほうに注意が向くようです。

「リスニングが弱い」
「文法が弱点だ」

弱点を意識するのもとても大切ですが、ものごとをひっくり返して考えてみるのもいいですよ。

弱点でない部分はすなわち強みということですから。

「ああ、これだけ学習したからこの部分は伸びたんだ」
と、強みを客観的にとらえることも大切だと思います。


昔、英語学習仲間からときどき
「バランスよく力を伸ばしたい」
という相談を受けましたが、私の答えは
「同時に進行しなくてもいいじゃないですか」
でした。

外国語の力を伸ばすのは、ボコボコにへこんだ石油缶を元の形に戻していくようなものではないでしょうか。あっちもこっちも気になるけど、一回に叩けるのは一箇所だけ。

三年計画で外国語を学習するとしたら、何か一つの分野(発音でも口語でも読解でも)を数ヶ月続けてみるのもいいと思います。見掛けの「バランス」なんか考えずに。

分野別の学習についての考え方は以前とさほど変わっていません。
ばっかり勉強法

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2011-01-15 来た来た...

激安中国語書店から再び郵便が届きました。

切手がベートーベンではないですか!
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プチプチで包んであります。
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附属CDがMP3になって枚数が1枚で済んでいます。
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2011-01-11 TOEICについて

ALCのサイトに連載されている「ビジネス英語雑記帳」(日向清人さん)に英語の試験 TOEIC について説明があります。

TOEICの問題点三つ


Google で検索してみると

"TOEICの勉強" で 248万件ヒット
"英語の勉強" の 236万件ヒット よりも多いのには驚きました。

TOEIC対策がいかに商業的に大きな意味を持つかがわかります。

"TOECIの勉強を始め" が24万件ヒットするのに
"TOEICの準備を始め" は3万6千件しかない。
「試験の勉強」よりは「試験の準備」のほうが自然な日本語だと思うのですが...。

※ 正確には "TOEIC受験の準備を始め" でしょうけど。


「TOEICの勉強」なんかやめて、「英語の勉強」をして、それから TOEICを受験しましょう。

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2011-01-10 こってり系の表現

雑誌「读者」にはいわゆる「心暖まる良い話」が相当数含まれています。

日本人の私にとっては、そうした話こそ抑え気味の筆致で書かれていると味わい深いのですが、中国では感覚が少し異なるようですね。

最近読んだものから:

背景: 授業中に向かいのビルで安全帯*(保安ベルト)なしで高所作業をしている人を見掛け、同じ仕事をする自分の母のことが気になって電話します。

刘雅的哭声在电话里那么凄厉无助,像深夜里无法归家的孩子的哀哭,撕心裂肺。

母親が安心するようにと言います。

妈妈的声音那么温和可亲,像深秋里那一抹暖暖的阳光。

漢字だからといって安心できないなと思います。

*「安全帯」は日本の業界用語です。中国語では「保险绳」 でした。

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2011-01-09 道具の整備

いつもお世話になっている電子辞書・ウォークマンに落下防止対策をしました。

ウォークマンは首から吊るようにしましたが、もっと早くからやっておけばよかったと少し後悔しました。通勤学習には必須ですね。

電子辞書のストラップも便利ですね。乗り換え時に定期券を出したりカフェで支払ったりするときに収納しなくて済むので楽々です。

V923、いつもありがとう。
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NW-S744、お世話になります。
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2011-01-08 本が届きました

・杜拉拉升职记
・杜拉拉升职记2
・杜拉拉升职记オーディオブック

が届きました。今回は「激安中国語書店」を使ってみました。
・メール返信は迅速でした(自動返信即時、数十分で在庫確認・振込案内が届く)
・発注 2010-12-20 夜9時(日本時間)
・案内 2010-12-20 夜10時、日本国内銀行にオンライン送金
・発送 2010-12-25
・到着 2011-01-05

なかなかの快速ぶりだと思います。荷物は国際郵便で、番号で状況の追跡ができます。出発地は大連、梱包はとても丁寧です。

唯一気になったのはサイトの注文画面が SSL 仕様(データ暗号化、ブラウザの下部に鍵のアイコンが出る)ではないことでしょうか。クレジットカード情報を送信しないので気にしませんでした。あと、SSLなら何でも安全というわけでもないですし...。

※ この記事は私が同店舗を利用した感想を書いたもので、読む方に利用を薦めるまたは薦めない意図はありません。

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2011-01-08 自動化

早めに家を出ます。冬だと真っ暗。

ウォークマンで「漢語中級聴力教程」を細切れ自動繰り返し再生にして、同時に口を動かします(声は出さない)。だれともすれ違わないからだいじょうぶ。ときどき聞くだけにして音をしっかり観察します。

電車に乗っても扉脇に立ってこれを続けます。口の動きは少し控えめにします。

さて、電車を乗り換えたら電子辞書を取り出し、落とさないようにひもを手首に掛けます。雑誌「読者」を読みます。気になる表現や文字は辞書を引きますが、わからないままにする字も多いですね。

電車を降りたらカフェ・ベローチェで「HSK初、中等全攻略」(2009年までの試験形式に対応)を解きます。飲み物はいつもカフェ・オレ(コーヒーはあまりに××なので注文しない)。

「ホットのカフェオレください」
「ホットのカフェオレですね。お砂糖はおひとつ付けてもよろしいですか」
いや別に、許可を求めてくれなくてもいいのですが...。

二年半同じ時間に同じものを注文していても毎朝必ず同じやりとりなのが心地よいです。低料金チェーン店はこうでなくてはいけません。そのくせ街で仕事帰りの店員とすれ違うと会釈してくれたりするのもいいものです。

帰りは再び「読者」→「漢語中級聴力教程」です。

1.音声教材 23分
2.読書 23分
3.文法 30分
4.読書 23分
5.音声教材 23分

月~金は必ず 122分 学習していることになります。これはけっこうすごい。恵まれています。酒を飲むのをやめて2年と9日というのも強力な底支えになっています。忘年会でも歓迎会でも帰りは必ず学習時間。


カフェ・ベローチェでは多くの人が
「砂糖なし・ミルクだけ」
で注文しています。

あれはミルクではなく、植物性油脂と水分とのエマルジョンに各種食品添加物を加えたものなのですが、砂糖ほど悪者にされていないようですね。

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2011-01-07  あの感じ

仕事場で間仕切りの向こうの中国人とエレベータに乗り合わせました。

「隣から中国語が聞こえるのですけど、あなたはお話しになりますか」
「はい。私、中国人です」
「どちらからいらっしゃいましたか」
「大连です」
「もう6年ほども中国語を習っていますけど、けっこう難しいですね」

ああ、あの感じです。外国語だと意識しないでするするとことばが出てくる感覚。遠い昔、春の日の大学、歩道の上でアメリカ人講師と話したときの感覚(日本人以外と話したのはその日が人生最初でした)。

口語の練習をしていると、そのまま「するっ」と実践に移れるものですね。


その後、間仕切りの向こうから聞こえてくる中国語のおしゃべりが大幅に静かになったのはお笑いです...。

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2011-01-06 辞書の例文といえば

辞書にある例文と言えば忘れてはいけないものがありました。

shrimpさんのブログ「中国語を話そう」の書庫である「中国語を話そう・過去の日記」にある記事「講談社日中辞典のサラリーマン物語」は傑作です。新明解国語辞典もびっくり。

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2011-01-05 辞書の例文

辞書の例文の中には、なぜか強い印象を残すものがあります。

講談社中日辞典 第二版

赶 gan3 を引くと...

一下班就骑上车拼命地往家赶
(退勤時間になると自転車に乗って懸命に家路を急ぐ)

なぜこの文じゃないとだめだったのかな...。

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2011-01-02 ぶらぶら歩き

自動車やスクーターでは気づかない景色がありますね。

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2011-01-02 あけましておめでとうございます。

Apple Inc. の創業者 Steve Jobs の著名なスピーチから。

“Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma - which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of other's opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.”

時間は貴重です。他人の人生を生きて無駄遣いしないように。ドグマ(教条)にとらわれてはいけません。ドグマにとらわれるというのは、他人の考えから導き出された結果と共に生きていくことに他なりません。他人の意見という雑音が自分の内なる声を流し去ることがないように。

最も大切なのは自らの心と直感とに従う勇気を持つことです。心や直感は自分が本当は何になりたいかを不思議にもわかってしまっているのです。他のことはすべて「おまけ」です。


外国語学習には困難が多いためか、数多くの学習法が喧伝されています。Steve Jobs が言う dogma は外国語学習にたくさん見つかりますね。

先人が残した貴重な経験や学習材料の恩恵を最大限に生かす一方、「ドグマ」とらわれて「誰か他の人の学習生活」をすることがないようにしようと思います。

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