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2011-04-26 四声は二十声で?

四声の学習に苦労している話を熱心な学習仲間のブログで見かけました。声調で何が苦手か、何を学習するのが難しいかは本当に人それぞれで神秘の世界なのですが、以前から考えていることを少しかいてみます。

1.音の高さの判別自体はできているのではないか?
音程の高低を判別したり発声するのが難しいという人がいますが、日本語の高低変化はおそらくきちんと判別して使いこなしているのではないかと思います。たとえば四声が苦手な学習者が南関東方言話者なら、「橋」と「箸」や「意志」と「石」などは自然に使い分けているのでは。

これができないようだと相当大変だと思いますが、できているなら「音の高さが(日本語では使わないから)わからない」という言い訳は根拠が弱いかなと思います。

2.文字が連続すると難しい
声調が複数続くとできていたはずの声調が崩れてしまうという話はよく聞きますし、私も目の前で聞いたことがあります。

四声ではなく、二十声で練習してみるのはどうでしょうか。
1+1,1+2,1+3、1+4、1+軽 以下同様
単独の声調が複数連続するとして練習するのではなく、二つ連続したものを一つの声調として身につけるというわけです。練習のときに20種類のカードを順不同で出して発声するのもおもしろそうですね。この場合は信頼できる仲間に相手になってもらって、声調を間違ったら「チーン」とベルを鳴らしてもらうのもいいでしょう。

「えっと、三声と二声だから…」
というのではなく、三声+二声の組み合わせを一つの声調として覚えてしまうのです。

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コメント

こんにちわ、お邪魔します。

今日は最初の授業で、母音と四声を教えました。声調についてはまず「あめ」と黒板に書いて、「雨」と「飴」の区別がつくかどうか、何回か発音して確認しました。全員、区別がつきました。

それから1声と3声を発音して、「高い」「低い」の区別がつくかどうか、確認しました。次に2声と4声を発音して、「上る」「下がる」の区別が聞いて分かるかどうか、確認しました。全員、できました。

それから私の考案した(笑)、出だし高型(1声+四声)と出だし低型(3声+2声)の組み合わせで練習しました。

・・とまあいろいろ私も皆さんから学んで、世の中から所謂「四声音痴」を撲滅すべく、努力する日々が始まりました。2音節の声調パターンはいつも練習していますが、20枚のカードで、はいいアイデアですね。使わせていただきます!

投稿: 江南紅豆 | 2011.04.27 19:50

江南紅豆さん、こんにちは。

そうですよねえ。たいていの人は二音節で音の高低があったらわかりますね。

二声と四声とで一音節での変化でも全員大丈夫となれば、あとは練習ですね。

会話文の練習などもそのまま声調の練習になるので、毎日しつこく続けると1ヶ月もあればかなり安定してくるのではないかと思います。

初学者は一ヶ月毎日のように声調を練習するのをめんどうだと言ってなかなか実行しないようですね。日本語とは違った音の使い方をするのですから、やはり相当の時間・労力を使う覚悟も必要ではないかと思います。習得というご褒美があるのですから…。

投稿: Shira | 2011.04.29 16:29

私も20声の練習方法が優れていると思います。初学者には、必ずお勧めしています。勉強が少し進むと、中国語は漢字2文字の単語が、1文字や3文字や4文字などより圧倒的に多いことに気づきます。「上手に文章を読める」スピードが格段にちがってきます。上達の確認方法としては、4x5のマトリックスを黒板に書き、2文字の単語を発音して見せ、その意味とどこのます目に入るかを、言ってもらうようにしています。

投稿: 象 | 2011.05.21 06:34

象さんは教えていらっしゃるのですね。

文字やピンインを見て声を出すのと、声を聞かせてピンインマトリックスを指させるのとは互いに少し異なった練習のように思います。


文字キーボードで似たことを経験しました。

たとえば a という文字を打鍵しようとすると左小指が動きますが、左小指に何か刺激があってもそれを a と結びつけるのはけっこう難しい。
「右中指上段は?」
と聞かれて即座に
「i です」
と答えられる人は多くないんじゃないかと想像します。

音→ピンイン、ピンイン→音 の双方向練習には良いことがありそう…。

投稿: Shira | 2011.05.22 20:16

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