2011-05-30 声調・ピンインの基礎
中国語発音 基礎の基礎
初心者用の教材はたくさんあるのですが、当然すぎるためかあまり書いていないことがあります。あまり興味を引く内容ではないためでしょうか。
ピンインの学習を始める方に念のためお伝えしておきたいことを書いてみます。
1.声調
一声は高く、三声は低くといいますが、これは絶対的な周波数を決めているわけではありません(中国人の声域は皆同じなのですか?という疑問をお持ちの方がいらっしゃいました)。話す人それぞれの相対的な高さ(低さ)の変化で声調を作ります。ですから、Aさんの一声がBさんの三声くらいの高さということも起こりえます。
2.ピンインの文字
アルファベットを使いますが、「読み方」を覚えようとしないほうが早道かもしれません。まず「音」です。普通話の音をどうにかしてアルファベットで書き表そうとした結果がピンインです。ローマ字・英語・フランス語・ドイツ語などでの読み方とは関係ないという認識を出発点にしましょう。
ですから、
「 e はいろいろな音に変わる」
「 i の三通りの読みかた」
といった説明はウソとはいいませんが、適切ではないと思っています。ピンインを出発点にするのはまずい。音を出発点にして、それを書くときに「やむなく」「適当に」アルファベットを組み合わせたと思っておきましょう。
「yan の a は [e] のように発音する」
「 ci の i は yi の i と違う」
「weng の e は wen の e と違う」
「-ui にはわずかに e のような音が入る」
こんなことはとりあえず後回しにして、yan、ci、weng、wen、-ui といった音がダイレクトにピンインから立ち上がってくるように練習するのが良いと思います。
言いたかったこと:
ピンインは書き表すためのシステム。たまたまアルファベットを使っていますが、% & $ # みたいなものだと割り切りましょう。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)


最近のコメント