2011-06-12 無くて七癖(f の音)
中国語や英語の f の音は日本語にはないので注意が必要ですね。
ただ、この「注意」はよく知られているので、上の前歯の先を下唇の内側に軽く触れ、そこに空気を通して音を出すことはたいてい皆さんできていると思います。
私もできていました。いや、できているつもりでした。
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この f を出すときにも母語である日本語の影はつきまといます。私はこの影にだいぶやられていました。私と話をした米国人や英国人、中国人は
「なんかヘンだな」
と思っても、何が原因で違和感があるかはわからなかったのでしょう。
違和感の正体は「両唇摩擦音」、つまり日本語の「フ」を出すときの音です。気流が上下の唇の間の狭いすきま通るときに唇の表面で発する摩擦音。
この両唇摩擦音は f (唇歯摩擦音)と同時に出せてしまうのです!
私の f は純粋な f ではなく、カタカナの「フ」の子音部分が混じった f だったんですね。
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f から 両親摩擦音を排除するのには二週間くらいかかりました。「修理」が終わると実にすっきりしたぴかぴかの f が出るようになってとても良い気分です。
鋭い耳と豊富な知識とがないとこうした問題は指摘できないと思います。良い指導者に恵まれたことに感謝ですね。
そして、「無くて七癖」の退治はまだまだ続くのでした。
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コメント
いい指導者にめぐり合えるというのは大切ですね。いい耳とわかりやすく系統だった解説と適切なトレーニングしてくれる人に出会えるのはめぐり合わせですね。
あと、現地にいて感じたのですが、「悪い耳」を持つ(?)ネイティブと多く話すのも大切だと思いました。要するに許容範囲が極端に狭く、外国人慣れしておらず、正確じゃない発音は聞き取れないネイティブです。ネイティブでも外国人と接する仕事や日本語科の学生なんかは耳が外国人の中国語に徐々に慣れていくようですが、そうじゃない人たちは、察してくれませんし。日本国内だとどうやって知り合うのかが難しいですが・・・。
投稿: acasia0411 | 2011.06.13 00:33
そうそう、「悪い耳」(狭い耳)、いいですねー。
英語でも同様で、田舎の年配の方など、いわゆるカタカナ発音だと*まったく*通じないことがあります。話しているほうは
「えー、どうしてー!?」
なのですが。
投稿: Shira | 2011.06.13 12:48