2011-07-10 人前で話す
中国語を学習する動機は人それぞれでしょう。
私の場合、人前(相手数は多かったり少なかったり)で話すときになんとかなるようにしたいという欲求はかなり上位にあります。事業計画を説明するとき、採用面接をするとき、会議で少数派として何かを主張するときなど。
スケート競技者キムヨナのもうひとつの晴れ舞台を見て、めざすものを具体的に見せてもらった気がしました。
リハーサルのとおりに本番に持ち込んだのでしょう。「作り込まれた感」がありますが、それでも十分な効果がある発表だと思います。さわやかな表情と発音とが大きな利点になっています(人間は聞き取りにくいものを聞くのは基本的にめんどうで嫌いなのです)。
入試だTOEICだと騒いでいる若者やその上司も、インドで、アフリカで、中国で、ブラジルやロシアで世界中からやってくる「キムヨナ」と同じ土俵に立つ必要が出てくるでしょうね。
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コメント
先日ミュンヘンを経由したので親近感が沸きました。Munichというのは英語表現だったんですね。
会場の立地条件を考えるとミュンヘンの方が良さそうですが、ビデオの出来は平昌の方が良いです。ナレーションはミュンヘンの方が聞きやすい気がしました。
http://www.youtube.com/watch?v=H24AzCnrXHw&feature=related
投稿: arip | 2011.07.10 15:59
理詰めでせまる、いかにもドイツといった感じの進め方ですね。キムの英語はアメリカ風ですが、ドイツはEUの盟主としての自覚からか英国風発音で作っています(ところどころドイツ語の影響があるようで、ナレーターは英国人ではないんじゃないかと思います)。
いずれにしろ、金メダリストが外国語で話すという韓国のパフォーマンスに対抗するのはたいへんですね。ビデオの紹介ありがとうございます。
投稿: Shira | 2011.07.10 23:02