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2011年10月の11件の記事

2011-10-31 聞き続ける耐性?

現在取り組んでいる教材は
・「中级汉语听说教程」
・「日本人の誤りやすい中国語表現300例」
・ドラマ「中国式离婚」
です。

「中级汉语听说教程」はじっくり聞いてみようと思い、一ヶ月に一課進めることにしました。二つある本文から一つを選んで累計で300回聞くことにしています(他の本文・会話文は100回程度)。

一週間(50~70回)の練習でほぼ記憶して録音と同時に(かぶせて)言えるようになります。ところが、200回を過ぎると50~70回で記憶していたのはけっこう無理があったことに気づきます。200回を超えると何かが違ってくる気がします。記憶しようとして記憶するのではなく、もっと自然に聞けて話せるようになるような…。

以前は30分以上続けて聞くと疲れてしまってイヤフォンを外していたのですが、最近は1時間半くらいならずっと聞いていられるようになりました。中国語を聞くのに慣れたということでしょうか。耳栓型のイヤフォンなので音量を低くしたままにできるのも助かります。

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2011-10-31 外国語での作文・発話

中国語教師 shrimp さんの書くことはとても参考になるのですが、今回も
「まさしく、そのとおり」
「それほど難しくない考えかただけど、実践している人は少ないなあ」
と思うことでした。

私が英語を教えている生徒・成年者が大いに必要としていることでもあります。

不定期日記」の記事「新HSK5級书写対策 ―2011年9月21日―」。

一部を引用してみましょう。

だから、まず言いたいことを子供や外国人に聞かせるつもりで簡単にし、話を具体的にして、ロジックを整えてあげる必要がある。日本語らしい日本語ではなく、中国人が書くような日本語にすれば、もうあとはそれを中国語に変換するだけで、とりあえずは通じる中国語になる。

これは英語学習の超優良サイト「ヤスの英語」で著者の高島康司 さんが主張している「意味分解」とほぼ重なるようにも思います。

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2011-10-30 中国式離婚(ドラマ)

ドラマ「中国式离婚」を見ています。全23話と、中国のドラマにしては長くないですね。時間のあるときに見ているのでようやく18話に到達です。

発話は明瞭でありながら自然で、私にとっては
「なるほど、こういうときにはこう言うのか」
という表現ばかりです。たとえば、
「おかあさんの病気もだいたい良くなったみたいだし」
「她妈妈的病也好得差不多了」
この直前に他の問題も解決したと言っていたので「也」があるようです。Google で調べると、
病好得差不多了 4,700,000件
病也好得差不多了2,950,000件
のように、「也」を使った表現も多いのですね。


主人公の一人を演じる蒋雯丽の普通話はみごとで、聞くたびにウィズダム外国語学院で習ったことを思い出します。特に q でアタックが軽いながらも明瞭で、それに続く摩擦音も十分に鳴っていたり、-ian の i が自然にしっかりと出ているあたりにうっとり…。あ、あと p の軽さと送気の自然さにも。

若い男性も端正な発音で聞きやすいのですが、ときどき w が v に聞こえます。電話で「问」と言うときなど、たいてい ven に近いようです。この現象は発音の参考書に出ていましたが、はっきりと出す人もいるのですね。

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2011-10-29 例文

油断すると北京人の本音が出るのかも。
Nanfang1

Nanfang2

こんなのもある…。
Oni


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2011-10-20 通勤の友(中国語参考書)

通勤時には昨年購入した雑誌「読者」一冊を読んでいます。現在4回目。好き嫌いせず、すべての記事を読みます。さらに繰り返して楽に読めるようになってみようと思います。

これだけでは単調なので、ときどき違う本を間にはさんでいます。今週は名著
「日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」(王浩智、東京図書)
です。

この本を読むのはこれで5回目くらいですが、学習が進んでから読むと以前に見逃していたことに気づくこともあり、再読が楽しみです。今回読んでいて気づくのは編集の確かさです。構成が確かだし、文章は独善に走らず読みやすい。それでいて著者特有のカラシやワサビも効いています。そして中国語と対比しないと見えてこない日本語の特徴が鮮やかに説かれています。この本には井上ひさしや鈴木孝夫が書かなかったことがあるように思います。


朝のカフェ勉強の友は
「日本人の誤りやすい中国語表現300例」(呂才楨・戴惠本・賈永芬 著、荒屋勸 編訳、光生館)
です。地味な本ですが、例文や解説にときどき光るものがあって目が離せません。「なぜそう言わずこう言うのか」という問いに対する答えがいろいろと見つかる本です。

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2011-10-16 5年で 1/8(新しいことの吸収)

失敗学の著書を複数著している畑村洋太郎教授の本を書店で見かけました。人生のリスク管理についての本だったと思います。

新しいことを吸収する能力は25歳を過ぎると5年ごとに1/2になり,40歳では1/8になると述べていました。

これはかなり当たっているように感じます。中国語の学習を始めたとき、漠然と
「中学の3年間であのくらいまで英語が使えるようになったから、中国語も同じくらいの速度で習得してみようか」
と思いました。

実際に学習を進めてみるととんでもない思い違いだったと気づきます。特に語彙の習得で学習速度の落ち込みが顕著です。英語で雑誌や専門書を読んでいた25~33歳の頃は辞書で一度調べるとまず大丈夫でした。中国語では同じ語を何度も(そして何度も)調べています。

畑村教授の説に沿うと、40歳で中国語の学習を始めて5年経過すれば吸収能力は開始したときの 1/8 というわけです。うん、けっこう当たっているかも…。


家庭教師として英語を教えている10歳の小学生。CDを与えて1週間放っておくと日本語にない TH や L、R の音も日本語の音で代用することなくみごとに正しい方法で出すようになります。CDの内容を「完全耳コピ」して、人間テープレコーダー状態。本人は特別なことをしている意識は全くないんですね。中国語の一単元を1ヶ月聞き続けている私は笑ってしまうしかありませんでした。

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2011-10-15 無気音と有気音と

ウィズダム外国語学院の最初の授業で正しい無気音の出し方を教えてもらいました(つまり同時に正しい有気音も教えてもらったわけですが)。

授業の内容を具体的に書くのは控えておきます。ケチなわけではなく、発音については学習者それぞれが抱える問題の質がまったく違うことが多いために無用な誤解を産む可能性が高いからです(主任講師の田さんからは「Shiraさん、ブログに何を書いてもかまいませんよ」と言っていただいています)。


授業の再現ではなく、私なりの表現を書いてみますね。
無気音を出すときに
「息をそっと出す」
という説明が多いのですが、これは違うな、と思いました。結果として息はそっと出るのかもしれませんが、息を押さえようとして声まで元気がなくなっては良くないですね。

息をそっと出すのではなく、「声を素早くしっかり出す」ようにするという感覚ではどうでしょうか。声帯をしっかり使うことで息だけが出る時間がなくなり、結果として良く鳴る無気音ができあがるように思います。相当大きい声で爆発的に ba と出してみましたが、母語話者には間違いなく自然な無気音として聞いてもらえました。

中国のニュースや映画、ドラマには
「勢いのある無気音」
がたくさんあります。


ということで、
「有気音では息を勢いよく出す」
という説明にもただし書きが必要です。息の勢いはどうでもよくて、「送気」の時間があれば良いのでしょう。ですから、「そっと出す有気音」もたくさん聞くことができます。口腔内の圧力を高くして力任せに出す有気音について、ウィズダム外国語学院のサイトは
「中国語が話せる殆ど全ての日本人の中国語が、ネイティブにとっては大変高圧的なものになってしまっているのです」
と書いています。


「無気音は元気に、有気音はそっと時間をかけて出すものかもしれない」と考えて聞いたり練習したりすると新たな気づきがあるように思います。その際には信頼できる母語話者に聞いてもらうと安心ですね。

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2011-10-12 業務連絡(南インド)

東京駅八重洲地下に南インド料理店が!

エリックサウス
(リンク先はspicecherryさんのブログ「全身カレーな人々」です。spice cherry さん、ありがとうございます。)

ダバ・インディア、ダクシンに続き3軒目です。

偵察隊員を募集します。

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2011-10-08 おめでとうございます(英語)

とある英語の試験を受験する英語学習者の手伝いをして5ヶ月あまり。どうしても欠かせない点数を初回受験でみごとに獲得しました。

この短期間でよくがんばったと思います。

外国語学習でこんなにうれしいのは久しぶりですね。


学習に一番大きく影響を及ぼすのは教材でも教師でも学校でもなく、本人の取り組みだということを思い知ります。私がしたことは計画を立て、必要に応じて修正し、教材を見つくろっただけです。あ、あと、ときどき質問に答えたり激励メールを出しましたけど…。

学習が自分にとって大切だとどれだけ思い込めるかが鍵ではないかと思います。これはなかなか簡単ではないのですけど。


今回は自分の学習を信じて進んでいく勇気を見せてもらいました。ありがとうございます。

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2011-10-04 ちょっとひょうきんな教材

中级汉语听说教程(北京大学出版社)を聞いています。

例文がけっこうおもしろい。

「親孝行な子が旅行をプレゼントしてくれた。ところが出かけたら朝早くから夜遅くまで引き回されるし、みやげ物屋にばかり連れて行かれる。やっぱりシルバー向けの落ち着いた旅行がいいな」
とか、
「万里の長城に行ったら財布をタクシーに忘れた。友達に泊めてもらって食事はファストフード。帰りは無賃乗車で立ち通し。参った」

従来の教材だったら親に旅行させる孝行をほめたり、困っている人を助ける美談になっていたのではないかと…。

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2011-10-02 何を言うか(原発事故)

ことばを使って何をどう言うか。

私には児玉龍彦教授のおだやかな表情とていねいな語りが特に印象的でした。15分あたりから。

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