2012-08-29 扱う言語で人の特徴も違う?
先日の(中国語)スキルアップ講演会で感じたこと。
ここの人たち、英語の通訳学校に集まる人とちょっと印象が違う。
中国語通訳・翻訳志望者は話し方がやわらかいし、服装もおとなしい。
英語通訳学校の人は歩く歩幅が大きいし、Tシャツ姿のおっさんが高価なスポーツ自転車に乗ったり若い女性が犬といっしょにカフェのテラスでくつろぐ溜池山王でも浮いていない(あ、私は例外ね)。
こんな話を仲間としていたら、先輩学習者の鋭い分析を聞きました。
英語の学習者には英米の行動や発想をあまり批判的にとらえず、「丸呑み」してしまう傾向が強いようだ。たとえば、話は結論から話すとか、個人的に立ち入ったことは聞かないとか。
いっぽう、中国語の学習者は中国人のようにふるまうことに対してはどちらかというと用心深い。「一度会ったら次から友達」というわけにいかないし、初対面で収入や家の値段を聞いたりもしない。
学習者の心に何かが深く根を張っている。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
Shiraさん、先日は私のブログに来てくださってありがとうございます。
私は、最近、週に一度、駅前留学していますが、
そこのロビーでレッスンの時間を待つのが苦手です。
「明るく、フレンドリーに!」という雰囲気でスタッフや講師が話しかけてくるのです。(それも講師は英語で)
そういう態度は見習わなければならないと思うし、外国語を学習する上で大切なものなのでしょう。
だけど、やっぱり疲れてどんよりとした気分で行った日には、結構、その雰囲気が重荷です。
英会話学校って、みんなそういう雰囲気なのでしょうか。
投稿: 花うさぎ | 2012.10.01 11:39
花うさぎさん、こんにちは。
あらまあ、英語ですか!
>英会話学校って、みんなそういう雰囲気なのでしょうか。
私が通ったところはそういうことがなかったですね(待合室で講師に会うことが少なかったからかもしれません)。
北米、特にアメリカ合衆国は Extrovert(外向的: 他人とかかわり、刺激を多く受けることで良く機能する性向)を高く評価するように社会ができあがっていますね。もしお時間があれば以下のビデオを見ると様子がわかるかもしれません(日本語字幕)。
http://www.ted.com/talks/lang/ja/susan_cain_the_power_of_introverts.html
投稿: Shira | 2012.10.01 19:55